カフェに行くと、フードコーナーで見かけることがあるバナナ。
最近では、バナナ+コーヒーは健康効果もあるとネットで紹介されていて、このような疑問をもっている方は多いのではないでしょうか?
- バナナとコーヒーって合わない気がするけど…どうなの?
- バナナコーヒーの食べ合わせは健康効果が期待できるって本当?
甘いバナナと苦いコーヒーという対極な食べ物のため、一緒に食べるイメージがつきにくいと思いますが、実は密かに人気を集めている食べ合わせです。
今回この記事では、バナナコーヒーの相性を始め、食べ合わせることで得られる効果について解説していきます。
また、バナナとコーヒーを別々で食べることに抵抗がある方に向けて、飲みやすいバナナコーヒーシェイクの作り方も合わせて紹介しています。
「バナナコーヒー生活を取り入れようかな」と思っている方の参考になれば幸いです。
バナナコーヒーとは?食べ合わせの相性はいい?
バナナコーヒーとは『バナナとコーヒーを組み合わせて飲食すること』です。
組み合わせは主に2通りあります。
- コーヒーを飲みながらバナナを食べる
- バナナとコーヒーを混ぜて飲む(シェイクなど)
シェイクの方が手軽で、バナナの甘さで飲みやすくなるのでおすすめです。
また、バナナとコーヒーは食べ合わせの相性としてもベストマッチです。
コーヒーはクロロゲン酸による抗酸化作用や、カフェインによる血流促進など健康に良い面もありますが、カフェインによる不調が起きるデメリットもあります。
逆にバナナは1日のエネルギー源となる栄養素が豊富であり、コーヒーのデメリット部分を補ってくれます。
そのため、非常に相性の良い食べ合わせで密かに注目を集めています。
「味が合わないのでは?」と疑問を抱いている方も多いですが、朝食に取り入れている方をSNSで見かけるため、味も悪くないといえるでしょう。
おはようございます👋🤠
🔵快晴の土曜日です☺️🎶🎉こんな素敵な朝は…、
まるごとソーセージ🌭
🍌バナナ&コーヒー☕️🤣にっこり🤗楽しい週末を💐 pic.twitter.com/8CwdDeSLUo
— 🤠素敵なライトモヒカン🌟 (@ekyrI8YVw3H1VPe) October 14, 2022
おはようございます😄
冷蔵庫ぜんぶレンチンしたの、バナナ、コーヒー
急に寒くてやばいです。
あったかくしていってきまー☺️🧣 pic.twitter.com/xKK3Gy8rKq— ろば耳@ADHD &ASD (@robamimim) October 25, 2022
やっとごはん〜!
バナナコーヒーと焼きカレーー! pic.twitter.com/LF4srCbFZk— 西川 (@nichikawakun) October 29, 2022
この記事を書いている筆者の意見ですが、少し抵抗がある方は牛乳または豆乳を入れてコーヒーを飲み、バナナを食べると違和感がないのでおすすめです。
バナナコーヒーで得られる効果
バナナは「ビタミン類」「カリウム」「食物繊維」など栄養素が豊富なことで有名ですが、コーヒーのカフェインやクロロゲン酸も身体に良い効果をもたらします。
そのため、バナナとコーヒーを合わせることで、身体に良い効果が期待できます。ここでは、バナナとコーヒーを食べることで得られる具体的な効果を4つ解説していきます。
高血圧の予防効果
バナナに多く含まれる「カリウム」と、コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」により、バナナコーヒーには高血圧を予防する効果が見込めます。
まず、バナナに含まれる「カリウム」は、体内にある余分な塩分を体外へ排出する効果があるため、高血圧の原因となる塩分の過剰摂取を調整することができます。
また、コーヒーに含まれるポリフェノールの一種である「クロロゲン酸」の抗酸化作用によって、動脈硬化を抑制効果があります。
このバナナとコーヒーに含まれる2つの栄養素がうまく作用して、高血圧の予防・改善効果が見込めます。
カフェインの効能を和らげる
コーヒーのカフェインは「疲労の軽減」「集中力を高める」など身体に良い効果もありますが、実は「カルシウム」や「カリウム」といった栄養素のバランスを崩すというデメリットもあります。
しかし、バナナをコーヒーと食べ合わせることで、バナナに含まれる「ビタミン」や「葉酸」などの栄養素によって、カフェインによるバランスの乱れを抑制してくれます。
カフェインを気にする方にも、バナナとコーヒーの食べ合わせはピッタリといえるでしょう。
美肌効果が期待できる
バナナコーヒーに含まれる栄養素により美肌効果も期待できます。
- バナナ:ビタミンB、葉酸
- コーヒー:クロロゲン酸
バナナに含まれる「ビタミンB」は皮膚や爪などの健康を守ってくれるだけでなく、素になるたんぱく質を作る働きがあります。
また、「葉酸」は新陳代謝を高めるがあるため、肌のターンオーバーを促して皮膚を健康な状態に保ってくれます。
コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」は、メラニンの生成を抑えてシミの予防効果があるといわれており、紫外線による活性酸素も除去するため、綺麗な肌に保つための味方になってくれます。
バナナコーヒーは女性からも多くの人気を集めていますが、この美肌効果が関係しているといえるでしょう。
便秘改善効果が見込める
バナナコーヒーには便秘改善につながる栄養素も含まれています。
- バナナ:食物繊維
- コーヒー:カフェイン、コーヒーオリゴ糖
バナナに含まれる「食物繊維」は、便秘改善につながる栄養素であることでも認知されています。
食物繊維は腸内の水分を増やし、内容物を吸着して排出させるため便秘改善に有効な働きをしてくれます。
また、コーヒーに含まれる「カフェイン」は、腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を促進させます。
※蠕動運動とは…消化した食べ物を体外に排出する腸の動きのこと
「コーヒーオリゴ糖」は正式には「コーヒー豆マンノオリゴ糖」といい、乳酸菌やビフィズス菌といった腸内環境を整える菌のエサになり、善玉菌を増やして腸を健康な状態に導きます。
バナナコーヒーは、便秘に悩む方にもおすすめの食べ合わせということがわかります。
バナナコーヒーは痩せる効果があるといわれる理由
テレビ番組でバナナコーヒーの食べ合わせが痩せる&健康的と話題を生んだことが要因です。
しかし、バナナとコーヒーを食べ合わせることでカリウムによる「デトックス効果」、カフェインによる「脂肪燃焼効果」も促すため、痩せる効果が見込めるのも確かです。
また、朝食をバナナコーヒーに置き換えることでも痩せる効果は見込めます。
というのも、バナナとコーヒーは菓子パンやご飯に比べるとカロリーが低いです。
- バナナ 1本:約90kcal
- コーヒー:約4kcal
- ごはん 1杯150g:約250kcal
- 菓子パン 1個:約360kcal
バナナとコーヒーを食べ合わせても『94kcal』と、ご飯や菓子パンよりもカロリーが低いです。
バナナコーヒーの効果、カロリーを考慮しても痩せる効果が期待できることがわかります。
仮に朝食をバナナコーヒーに置き換えても、ランチや夜ご飯にドカ食いをしたり、間食を頻繁に行うと効果は半減するので注意しましょう。
飲みやすいバナナコーヒーシェイクの作り方
豊富な栄養素を含むバナナコーヒーは、バナナを食べてコーヒーを飲むというようにそれぞれ単体で飲食するのも良いでしょう。
もっと手軽に美味しく飲みたいという方はシェイク状にして飲むのがおすすめです。。ここでは、バナナコーヒーシェイクの作り方を紹介していきます。
材料
- バナナ 1本
- インスタントコーヒー 80ml
- 牛乳 80ml
- 氷 適量
- グラス
コーヒーや牛乳の分量は目安です。グラスの大きさや味の好みで、調整することをおすすめします。
コーヒーはインスタントやペットボトルでも問題ないですが、ハンドドリップで淹れる場合は濃い目に作ると良いでしょう。
作り方
今回はインスタントコーヒーで作る場合の作り方を紹介します。
- バナナは輪切りにしておく
- 熱湯でインスタントコーヒー80mlを作る
- 作ったコーヒー、輪切りしたバナナ、牛乳、氷をミキサーにかける
- グラスに移して完成
トッピングでアレンジも
バナナコーヒーにトッピングを加えるのも美味しく飲むコツです。トッピングのおすすめは下記です。
- チョコソース
- ミント
- ナッツ
「チョコソース」はチョコバナナのような味になりデザート感覚で飲めます。
「ミント」は少量を乗せるとお洒落になるだけでなく、ミントは殺菌作用があるため風邪予防にもなります。
「ナッツ」は良質な脂質が取れて、肌の乾燥防止やアンチエイジング効果もあるので美肌効果がより期待できます。
どれも食べ過ぎると、せっかくの栄養成分がマイナスに働く可能性もあるため入れすぎには注意しましょう。
バナナコーヒーを飲んで健康的な生活を!
いかがでしたか?
今回はバナナとコーヒーの食べ合わせについてと、食べることで得られる効果を解説しました。
この記事の内容を簡単にまとめると下記です。
- バナナとコーヒーの食べ合わせの相性は◎
- SNSでも取り入れている方が多い
- 健康効果や美容効果が見込める
- 痩せるための栄養素も豊富 ※取り入れたら必ず痩せるわけではありません
- バナナコーヒーシェイクにするとより飲みやすい
普段の1食をバナナコーヒーに置き換えて、身体に良い栄養素を摂取して、健康的な食生活を始めましょう。