『コーヒー専用の水筒を探している』
『コーヒー用の水筒って同じに見えて、どれが良いかわからない』
このように思いながら、コーヒー用の水筒を探している方も多いのではないでしょうか?
実はコーヒー用の水筒は、見た目は同じでも飲み口の形状やこぼれない機能など、細かい部分がメーカーや商品によって様々です。
購入するなら、おしゃれなデザインだけでなく、機能性も重視したいところですよね。
今回はそんな方のために、コーヒー用水筒の選び方で迷っている方に向けて、「選び方のポイント」「おすすめの水筒10選」を紹介していきます。
コーヒーを水筒容器に入れる際のポイントと注意点、お手入れ方法も解説していますので、購入後に使用する際の参考にしていただけると嬉しいです。
コーヒー用の水筒の選び方
コーヒー用の水筒を選ぶ際に見るべき、3つのポイントをご紹介します。
サイズ
まず、コーヒー用の水筒を選ぶ際は、自分が使用するシーンを想像することで選ぶべきサイズが見えてきます。
■持ち運びに便利で、一杯の飲み切りサイズなら【250ml】
■一日に二杯、コーヒーを飲むなら【300ml】
■複数人とシェアするなら【500ml】
250ml~300mlのサイズはコンパクトに作られているため、仕事用バッグやリュックにも収まるので持ち歩きに便利です。また、飲み切りサイズなので、コーヒーが酸化する前の美味しい状態で飲むことが可能です。
500mlはサイズ・容器が大きいため、持ち歩きの際に重みを感じますが、アウトドアや大人数での集まりに最適です。しかし、最近では容器に取手がついているタイプや、手にフィットするタイプも販売されているので、自分に合ったタイプを選ぶようにしましょう。
形状
飲み口の形状は、「スクリュー式」「ワンタッチ式」があります。それぞれの特徴について解説していきます。
スクリュー式
スクリュー式は「フタをまわして開けるタイプ」で、水筒で定番の形状です。
メーカーによっては、フタをコップや容器にできるタイプもあります。
コップ・容器タイプの場合は、直飲みなので衛生面や熱いコーヒーを冷ます際に重宝します。
どちらのタイプも、フタをしっかり閉められるので、持ち歩きの際に容器からコーヒーがこぼれないのが特徴です。また、シンプルな構造のため、パーツを外してのお手入れが簡単で衛生面も安心です。
ワンタッチ式
ワンタッチ式は「ボタンを押すだけで容器のフタが開くタイプ」です。片手で操作できるので、最近人気を集めている形状です。
フタがないので、フタの置き場所に困ることがありません。
また、飲み口が小さく、シリコン素材で密封されているタイプもあるので、酸化が進みにくくいつでも美味しいコーヒーを味わうことが可能です。
機能性
保温性・保冷性の高い「魔法瓶」
コーヒー用の水筒には、保温性・保冷性は必須といっても過言ではありません。
■ホットコーヒー→冷めるとコーヒーの味や香りが落ちる
■アイスコーヒー→氷がすぐに溶けて味が薄まる
常に美味しいコーヒーを味わうためにも、保温性・保冷性の高い魔法瓶タイプの水筒・容器を選ぶことは必須です。
最近の魔法瓶は「二重構造」になっているため、長時間保温・保冷の状態を維持できます。
こぼれない「密封度の高いフタ」
「カバンに中に水筒を入れていたら、いつの間にかこぼれていた」このような経験をした方は多いと思います。
こぼれない水筒が欲しいと思っている方は、密封性の高い水筒がおすすめです。
水筒売り場やECサイトなどで密封性が高く、こぼれないモデルも販売されているのでチェックしてみましょう。
いつも「こぼれないでほしいなぁ…」と気にされている方は、この機能でストレスから解放されること間違いなしです。
お手入れがしやすい「テフロン・セラミック加工」
水筒を持ち歩きすると、便利な上に節約にも繋がります。しかし、使ったあとのお手入れが正直大変ですよね。
そんな方には、「テフロン加工」や「セラミック加工」がされている水筒がおすすめです。
「テフロン加工」「セラミック加工」がされていると、汚れやニオイがつきにくく、お手入れもサッと洗うだけと簡単です。
コーヒー用の水筒おすすめ10選
ここでは、おすすめのコーヒー用水筒をスクリュー式・ワンタッチ式にわけて10個ご紹介します。
スクリュー式
THERMOS(サーモス)【真空断熱ケータイタンブラー JOE-360】
サーモスならではの、コンパクトで持ち歩きにピッタリのコーヒー用の水筒。
コーヒーの香りが楽しめるように、容器の飲み口は広く作られています。そのため、飲みやすいだけでなく、お手入れもしやすいです。
また、フタとパッキンの間に、水滴を溜める隙間が作られています。バッグの中でもこぼれない構造になっているため、安心して持ち歩きできます。
真空断熱なので、68度以上の保温と10度以下保冷が6時間続きます。機能性が高いおすすめの水筒です。
サイズ | 幅7.5cm×奥行7.5cm×高さ17.5cm |
容量 | 360ml |
特徴 | ■こぼれない密封構造 ■保温・保冷6時間 |
BRUNO(ブルーノ)【ステンレスボトル BHK215-RD】
水筒のデザインは、質感のあるマット塗装が施されており、落ち着いた色味の容器とゴールドのフタが大人っぽくてお洒落と人気を集めています。そのため、自分用にだけでなく、職場の方や友人へのプレゼントにも最適です。
真空断熱構造で、68度以上の保温と7度以下の保冷が6時間続きます。
フタにあるパッキンは、取り外しやすい構造になっているため、お手入れもスムーズです。
「おしゃれでシンプルなコーヒー用水筒」を探している方におすすめです。
サイズ | 幅7.2cm×奥行7.2cm×高さ22.2cm |
容量 | 480ml |
特徴 | ■おしゃれなマット塗装 ■シンプルな構造 |
KINTO(キントー)【トラベルタンブラー】
錆びにくく、耐久性に優れた18-8ステンレスで作られたコーヒー用の水筒。
飲み口は自然な飲み心地を目指し、ネジなどの突起物をなくしているため快適に飲み干せる構造です。
水筒にコーヒーを入れると匂いや着色汚れが心配ですが、内部に電解研磨を施しているため、匂いや汚れがつきにくくお手入れもしやすいです。
カラーバリエーションも豊富なので、小物としておしゃれを楽しむことも可能です。水筒を長く使いたい方におすすめです。
サイズ | 幅7.5cm×奥行7.5cm×高さ19.7cm |
容量 | 350ml・500ml |
特徴 | ■耐久性に優れた18-8ステンレス ■電解研磨加工 |
CB JAPAN(シービージャパン)【真空断熱カフア QAHWA】
容器の内部にテフロン加工が施されているため、コーヒーの匂いや汚れがつきにくいコーヒー専用の水筒です。
容量が200mlなので、酸化する前に一回で飲み切ることができます。サイズもコンパクトなので、職場に行く時やドライブの際の持ち歩きにも最適です。
飲み口は、コーヒーの香りを感じられるように広く作られているだけでなく、ドリッパーを使って直接コーヒーを淹れることもできます。
光沢のあるデザインはおしゃれと、自分用や人へのプレゼントに選ばれています。
サイズ | 幅5.7cm×高さ14.0cm |
容量 | 200ml |
特徴 | ■テフロンTM加工 ■200mlの飲み切りサイズ |
TIGER(タイガー)【水筒スクリュー MMZ-A352GL】
タイガー独自のスピニング加工により、軽量化を実現したコーヒー用の水筒。
■350mlは170g
■500mlは190g
■600mlは230g
どのサイズでも軽量化されており「夢重力ボトル」と言われています。そのため、持ち歩きの際に容器の重みを感じることが少ないのが特徴です。
ステンレスの清潔さと、飲み心地の良い滑らかさを両立して作られているので、長く使用することが可能です。
口径は4.4cmと氷が入るサイズなので、アイスコーヒーを持ち歩きたい、これからの時期にもピッタリです。
密封性の高いフタを使用しているため、バックの中でもこぼれないか心配する必要がありません。4種類の色味とシンプルなデザイン性は、男女問わずおしゃれと人気を集めています。
サイズ | 幅6.6cm×奥行6.6cm×高さ16.4cm |
容量 | 350ml・500ml・600ml |
特徴 | 軽量・コンパクト設計 |
Starbucks(スターバックス)【マーブルホワイトタンブラー】
コーヒーチェーンで有名なスタバで販売されているコーヒー用の水筒。中でもこの商品は、海外限定品で日本未発売の水筒です。
スタバらしいマーブル柄のおしゃれなデザインは、斬新で女性から多くの人気を集めています。保温・保冷も問題なく、フタをしっかり閉めればこぼれないシンプルな仕様です。
最低限の機能がついていて、おしゃれなコーヒー用の水筒を探している方におすすめです。
サイズ | ー |
容量 | 500ml |
特徴 | おしゃれなマーブルデザイン |
ワンタッチ式
STANLEY(スタンレー)【クラシック真空ワンハンドマグ】
59度以上の保温・8度以下の保冷が6時間と、高い保温力・保冷力を誇るスタンレーで人気のシリーズ。
片手で持ちやすいように、ボディをスリム化しているため、日常での使用や職場や外への持ち歩きにも最適です。
開閉用ボタンは押しやすい構造のため、コーヒーを飲みたい時に片手で簡単に開閉ができます。また、飲み口の部分もワンタッチで各パーツの取り外しが可能です。
部品の紛失を防ぐために、大きな各パーツでお手入れしやすい様に作られています。アウトドア風のおしゃれなデザインは、男性から多くの評判を得ている水筒です。
サイズ | 直径7.3cm×高さ18.9cm |
容量 | 350ml |
特徴 | ■持ち歩きやすいスリム化ボディ ■アウトドア風のおしゃれなデザイン |
THERMOS(サーモス)【真空断熱ケータイマグ JNR-350】
スリムかつ軽量化されているため、バッグに入れての持ち歩きに最適なコーヒー用の水筒。サーモスの魔法瓶水筒なので、保温力・保冷力・結露の心配も不要です。
飲み口はワンタッチで開閉できるだけでなく、ロックリングがついているダブルロック式。
そのため、ボタンがモノに触れて開閉することもなく、更に内部のシリコン部分で漏れない工夫もされているので、こぼれない安心構造になっています。
フタや飲み口の部分は、簡単に取り外しできるのでお手入れも簡単です。別売りのシールを購入し、フタの部分に張ることでおしゃれを楽しむことができる点もポイントです。
サイズも350ml・500ml・600ml・750mlの4種類あるので、使用用途に応じてサイズを選べます。
サイズ | 幅6.5cm×奥行7cm×高さ16.5cm |
容量 | 350ml・500ml・600ml・750ml |
特徴 | ■スリム・軽量型水筒 ■ダブルロックのこぼれない構造 |
京セラ【真空断熱ワンタッチ式 CSB-350】
内部にセラミック加工が施されたコーヒー用の水筒。
セラミック加工は硬度が高いため、コーティングが剥がれにくく、コーヒーの匂いや着色が移りにくいのが特徴です。
撥水性も高いので、洗った後の水の切れが良いのもポイントです。
フタはワンタッチで開閉できるだけでなく、ロック式で更にフタの内側にシリコンがついているので、持ち歩きの際にもこぼれない構造になっています。
容器の色味が落ち着いたピンクや光沢のあるブルーと豊富なので、男女問わず人気を集めています。
「機能性」「お手入れのしやすさ」「おしゃれなデザイン」の三拍子が揃ったコーヒー用の水筒です。
サイズ | 幅7.5cm×奥行7.5cm×高さ18.6cm |
容量 | 350ml |
特徴 | ■セラミック加工 ■ロック式のフタでこぼれない密封構造 |
MOMO CONCEPT(モモコンセプト)【カップ型水筒 380ml】
子供向けやアウトドア専用が大半なカップ型水筒を、女性向けに一心したおしゃれなデザインの水筒です。口の部分はワンタッチ式なので、片手でコーヒーを注ぐことが可能です。
注ぎ口はもちろん閉じることもできる上に、更にカップでフタをするので、外にこぼれない構造になっており持ち歩きの際にも安心です。
また、真空断熱構造のため、75度以上の保温と7度以下の保冷が6時間続くので機能性も高いです。
注ぎ口の部分も、女性の力で簡単にパーツを分解できるのでお手入れがしやすいのも特徴です。機能性と、おしゃれさの両方を重視したい女性の方におすすめです。
サイズ | 直径6.6cm×高さ21.4cm |
容量 | 380ml |
特徴 | ■女性向けのおしゃれなパステルデザイン ■ワンタッチ式のカップ型水筒 |
コーヒーを水筒へ入れる際のポイント&注意点
コーヒーを水筒に入れる際に、美味しく入れるポイントと注意点を解説します。
ホットコーヒーは冷ましてから移す
熱いまま水筒に入れても問題はありませんが、コーヒーは温度が高ければ高いほど酸化しやすくなり、飲む時に味や香りが落ちてしまいます。
そのため、ホットコーヒーを水筒に入れる際は、少しだけ冷ましてから容器内に移すことがおすすめです。酸化を軽減できる上に、この一工夫で美味しいコーヒーを飲むことができます。
新鮮なコーヒー豆を使う
水筒の中のコーヒーを飲むと、雑味や苦味が気になるということが稀にあると思います。これはコーヒーの酸化が原因です。
密封されていないことも考えられますが、新鮮なコーヒー豆を使っていないことで酸化が起き、味が落ちることがあります。
コーヒーを淹れる際は、新鮮なコーヒー豆を使うだけでなく、できるだけ挽きたてのコーヒー粉を使用すると良いでしょう。
新鮮なコーヒー豆を使うことで、酸化しにくくなるだけでなく、味や香りも段違いにかわります。
ミルクや砂糖は飲む直前に入れる
コーヒーを飲む時に、お好みで砂糖やミルクを入れる方も多いと思います。しかし、ミルク・砂糖を一緒の水筒に長時間入れておくことは危険です。
特にミルクはたんぱく質の成分が多いため、温かいコーヒーが保存されている水筒に長時間入れておくと、菌の繁殖に繋がり食中毒の原因になる場合があります。
また、砂糖やミルクは温度が冷めると中で分離してしまうので、コーヒー本来の味や香りが楽しめなくなります。
砂糖やミルクを入れる際は、手間でもコーヒーをコップに移して、飲む直前に入れることがおすすめです。
コーヒー用の水筒のお手入れ方法
コーヒーは水筒容器に臭いや汚れが移りやすいため、使用後はすぐに洗浄することをおすすめします。
外出先や職場で給湯室などがある場合は、サーッと水筒の容器内を洗っておくだけで汚れの落ちやすさが変わります。
お手入れは、食器用の中性洗剤で洗うだけで大丈夫です。
しかし、ゴムパッキン付やニオイ色移りを防止するためには、週1のペースで浸け置き洗いが必須です。分解したパーツを、漂白剤に浸けてから洗うとニオイや汚れを落とすことができます。
また、どうしてもニオイや容器内部の色が気になる場合は、食用の重曹を溶かした水で洗うと、色やニオイが綺麗に落ちます。
コーヒーは時間が経つほど汚れが落ちにくくなり、汚れ等が残っていると次に使う時に酸化や味が劣化する原因になります。
なるべくすぐに洗い、内部をしっかり乾かしてから使うようにしましょう。
美味しいコーヒーを水筒で持ち運んでみては
今回は、コーヒー用水筒を選ぶ際に見るべきポイントと、おすすめを10個ご紹介しました。
コーヒー用水筒を選ぶ際は、おしゃれなデザインだけでなく、
■持ち歩きや飲む量に適した”サイズ”
■飲みやすい飲み口の”形状”
■こぼれない・温度を維持できるなどの”機能性”
この3つとあなたの希望を重視することで、自分に合ったコーヒー用の水筒が見つかります。
水筒にコーヒーを入れる際の注意点、お手入れを入念に行うことで、酸化を防止でき、外でも美味しいコーヒーを飲むことができます。
是非、自分に合ったコーヒー用の水筒を見つけて、外出先でもコーヒーライフを楽しんでみてはいかがでしょうか?