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スティックコーヒーの安全性とは?健康への影響や注意点を解説

スティックコーヒー

『スティックコーヒーって身体に悪いの?』
『人工甘味料とか添加物の成分だらけって本当?』
『スティックコーヒーを飲み続けて安全なの?』
このように不安を抱いて、この記事に辿り着いた方も多いのではないでしょうか?

スティックコーヒーは持ち運びに便利な上に、最近では様々なフレーバーのものが販売されていますよね。飲みたいときにサッと入れられて、コンビニなどでコーヒーを購入するよりも安いのでデスクワークでの休憩に重宝します。

しかし、「人工甘味料など身体に悪い成分が含まれている」「飲みすぎると太る」など、身体に悪影響があると聞いて不安を抱いている方も多いと思います。

今回はそんな方のために、スティックコーヒーの安全性や身体への影響の有無、飲む際の注意点を解説していきます。

スティックコーヒーを飲み続けていて、不安を抱いている方の参考になればと思います。

 

スティックコーヒーとは?

スティックコーヒー
スティックコーヒーとは、一杯分のコーヒーがスティック状に小分けされており、お湯を注ぐだけで簡単にコーヒーが作れるタイプのコーヒーです。

最近ではコーヒーだけでなく、カフェラテや抹茶、ココアなどの人気のフレーバーを始め、有名なカフェチェーンなども、スティックコーヒーを販売しています。また、コーヒーを外で購入するよりも安く、手軽な点が多くの方に親しまれています。

スティックコーヒーとインスタントコーヒーは、個包装されているかいないかの違いだけで製造工程はほぼ同じです。

基本的には下記手順で製造していき、包装の部分が使い切りタイプの個包装瓶詰めかで変わってきます。

  1. 生豆
  2. 焙煎(ロースト)
  3. 配合(ブレンド)
  4. 粉砕(グラインド)
  5. 抽出(ドリップ)
  6. 噴霧乾燥・フリーズドライ
  7. 包装(パッケージ)

参照元:味の素AGF株式会社 【スティックコーヒーができるまで】
参照元:日本インスタントコーヒー協会 【インスタントコーヒーができるまで】

また、スティックコーヒーのみ噴霧乾燥・フリーズドライのあとに、クリーミングパウダー・砂糖・コーヒーなど、別の成分を”調合”という工程があり、含まれている成分や原料が若干異なります。

 

 

スティックコーヒーの安全性と身体への影響

スティックコーヒーとコーヒー
スティックコーヒーは賞味期限も長く、安い価格で購入可能で、誰でも簡単に手間なく作れるというメリットだらけの食品です。

しかし、原材料や含まれている成分は、身体への影響や太ることがあると取り上げられることも多いです。

まずは、スティックコーヒーに主に含まれている成分を見てみましょう。各メーカーによって含まれている原材料や成分は異なりますが、比較的どのスティックコーヒーにも含まれているものをピックアップしました。

  • 植物油脂
  • 砂糖
  • インスタントコーヒー
  • 乳糖
  • 脱脂粉乳
  • 乳たん白
  • 乳化剤
  • ph調整剤
  • 香料
  • 甘味料(L-フェニルアラニン化合物(アスパルテーム)、アセスルファムKなど) など

インスタントコーヒーや砂糖といった原材料もありますが、含まれている成分のほとんどが添加物です。

中でもph調整剤は「日持ち向上剤」として、多くのコンビニ弁当や市販のパンなどにも使用されている添加物です。このように原材料や成分をパッと見ても、「健康に良い」「安全で身体への影響はない」とは言い難いのがわかります。

 

身体への影響

スティックコーヒーに含まれている『L-フェニルアラニン化合物(アスパルテーム)』『アセスルファムK』は、砂糖の約100倍~200倍の甘みを感じる人工甘味料・合成甘味料です。

人口甘味料の多くはカロリーが低くく、甘みを強く感じます。そのため『カロリーゼロ』『ダイエット中の方にピッタリ』といった謳い文句で、太ることを気にしている方に向けて商品が作られていたり、カロリーゼロのスティックコーヒーに使われていることも多いです。

これだけでも十分心配になりますが、WEBでは…

  • L-フェニルアラニン化合物(アスパルテーム)⇒粘膜を刺激する、視力の低下など
  • アセスルファムK⇒免疫機能の低下、発癌性など

様々な身体の影響が囁かれており、専門家の中でも健康被害をもたらす可能性も危惧されています。

アスパルテーム(aspartame)は現在でも安全性・危険性に関して最も論争がある人工甘味料の一つです。ある人はこの疑惑に満ちた甘味料をスイート・ポイズン(sweet poison)と呼びます。アスパルテームの安全性を巡る疑惑の原因は、その構造にあります。アスパルテームは天然には存在しない化合物です。経口摂取されると小腸でフェニルアラニン(50%)とアスパラギン酸(40%)というアミノ酸と有毒なメタノール(10%)に分解(消化)・吸収されます。その後、通常のアミノ酸と同じ様にタンパク質に合成されたり、脱アミノ化された後にエネルギー源として分解されたりします。そのそれぞれの成分が健康被害をもたらすと考えられています。
引用元:https://kunichika-naika.com/information/hitori202006

しかし、スティックコーヒー摂取による健康被害などの事例が現状ではないことから、数ヵ月・数年間毎日飲み続けても、身体に悪い影響が必ず出るわけではないと言えると思います。

 

 

スティックコーヒーを飲む際の注意点

スティックコーヒーで淹れたコーヒー
ここまででスティックコーヒーには、身体に悪い影響を与える可能性のある成分や人工甘味料が含まれていることが理解できたと思います。

ここでは、そんなスティックコーヒーを飲む際の注意点について解説していきます。

購入済みのスティックコーヒーの成分をチェックする

スティックコーヒーには、身体に影響を及ぼす成分が含まれているとお伝えしました。

しかし、メーカーや商品によっては、人工甘味料などの成分があまり含まれていないものや、数少ないですが人工甘味料不使用・無添加のスティックコーヒーも販売されています。

自分が購入しているスティックコーヒーの成分を見て、今後も飲み続けるかを判断しましょう。成分が気になる方は、スティックコーヒーを避けるか、無添加のスティックコーヒーを購入することをおすすめします。

<無添加のスティックコーヒー>
■着色料、香料、合成添加物不使用

■アラビカ種のコーヒー豆を100%使用

 

スティックコーヒーを使う量・飲む量に注意する

スティックコーヒーの味や甘さは、通常のコーヒーやカフェラテに比べると粉のままでも美味しさを強く感じます。

そのため、作る際に1.5~2包装入れる方も一定数います。身体に少なくとも影響のある成分が含まれているため、スティックコーヒーを入れる量は1包装に留めるようにしましょう。

また、個人的な見解ですが、1日に1杯~3杯程度なら問題なさそうな気がします。しかし、1日に5杯以上飲んでいる方は飲む量に注意しましょう。

味の濃さはお湯の量で調整できるので、1包装の中で自分好みの濃さに調整すると量を増やさなくても良くなります。

また、スティックコーヒーを愛用する方の中には、トーストやお菓子などにも使っている方もいます。身体への影響などを気にしない方でも、飲み過ぎや使い過ぎには注意しましょう。

 

 

スティックコーヒーは手軽に飲めるが…

電気ケトルとスティックコーヒー
いかがでしたか?
今回は、スティックコーヒーの成分が危険と知り不安を抱いている方に向けて、安全性や身体への影響、飲む際の注意点を紹介しました。

スティックコーヒーは、安い価格で購入でき手軽に飲めますが、添加物や人口甘味料が多く含まれているので、安全で身体に影響がないとは正直言いきれません。

しかし、スティックコーヒーによる健康被害は今のところ報告されていません。そのため、毎日5杯以上飲む方は心配ですが、1日に1杯~3杯程度のペースなら身体に影響は少ないと思います。

数少ないですが、スティックコーヒーの中にも着色料や香料・無添加のものも販売されています。スティックコーヒーに身体の影響があることを知り、少しでも抵抗がある方は無添加のスティックコーヒーを選ぶと良いでしょう。

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