『オフィスコーヒーの導入を考えている』
『どのオフィスコーヒーが良いか迷っている』
社員からの声で、オフィスコーヒーの導入を検討している方も多いのではないでしょうか?コーヒーは一息ついたり、リラックスするのにはピッタリの飲み物ですよね。
でも、オフィスコーヒーってカプセル式・ドリップ式の物はもちろん、導入形式も購入とレンタルがあり選択肢が多くて迷いますよね。
今回はそんな方のために、オフィスコーヒーの種類と選び方の解説を始め、おすすめのオフィスコーヒー5つを教えますので、検討する際の比較材料として是非役立ててくださいね。
また、導入を考えている方向けに、オフィスコーヒーが人気の理由もご紹介していますので参考にしていただけると幸いです。
オフィスコーヒーが人気の理由
オフィスコーヒーが今人気の理由は、導入することで様々なメリットがあるためです。その理由を4つご紹介します。
仕事の合間にリラックスできる
オフィスにコーヒーメーカーを導入することで、社員の気分転換やリフレッシュに繋がります。コーヒーの香りには脳のα波を出現させる効果があり、α波が出れば出るほど、よりリラックス効果が得られると言われています。
コーヒーを飲む人だけでなく、コーヒーの香りを嗅いだ方にも同じ効果が見込めると言われているので、コーヒーの香りが漂うことで社内がリラックス効果に包まれます。
また、コーヒーを淹れる時に少しオフィス内を歩いたり、淹れている間に背伸びするなど、香り以外にもマイナスな気持ちをリセットできる要素が生まれます。
社内コミュニケーションの活性化
オフィスにコーヒーメーカーがあると、味の種類や飲んだ感想など社員同士の会話が生まれやすくなります。
また、コーヒーの香りでリラックスした状態で会話ができるので、社員の雰囲気が良くなるだけでなく、普段会話をしない部署の人との交流も深めることができます。
社員間の会話が多くなることで、仕事上で様々なメリットが生まれます。
■仕事や職場環境のことで相談しやすくなる
■企画・プロジェクトのことをフラットな雰囲気で話せる
■精神安定の要素になる など
集中力の向上に繋がる
多くの方は10時~14時の間に交感神経が活発になるため、その時間は集中して仕事することが可能です。
しかし、14時以降は徐々に交感神経の活動が弱まってくるので、集中力が途切れ途切れになったり、ランチの効果で眠くなることもあります。
コーヒーには交感神経を刺激するカフェインが含まれているので、眠気覚ましになるだけでなく、集中力を再度向上させることができます。
そのためオフィスコーヒーを導入し、コーヒーを飲むことで仕事の集中力向上に繋がります。
職場で本格的なコーヒーが味わえる
今や当たり前になったコンビニのコーヒー。100円で飲めるものの、仕事中にコンビニに買いに行くことは難しいですよね。
オフィスにコーヒーメーカーを導入することで外に出る必要もなく、社内でお店のような本格的なコーヒーを味わうことが出来ます。
また、オフィスコーヒーがコイン式や課金型の場合でも、コンビニの100円コーヒーよりも安く購入することが可能なので、社員個人の節約にも繋がります。
オフィスコーヒーの種類と選び方
オフィスコーヒーは手軽に飲める方法として、「一杯抽出型」「ブリューワー型」「自動販売機型」の3種類があります。それぞれの良い点・悪い点を解説していきます。
購入・レンタルのそれぞれの特徴も解説していますので、検討する際の比較材料にしてください。
タイプ
オフィスコーヒーには3つのタイプがあるので、1つ1つ解説していきます。
一杯抽出型
飲みたいコーヒー豆やカプセルをセットして、一杯一杯抽出するタイプです。
コーヒー豆の場合は、その場で挽いてコーヒーを抽出してくれるため、オフィスにいながらもお店のような出来立てかつ本格的なコーヒーを飲むことができます。
カプセル式は好みの味を選んで、コーヒーメーカーにセットすれば自動で抽出が可能です。コーヒー豆・カプセル式どちらにしても、自分好みの味を選ぶことができる点も一杯抽出型の強みと言えます。
ただし、器具の清掃が毎日と定期的に機械のメンテナンスを行う必要がある点がネックとなります。
最近は、清掃の手間なども考えられたコーヒーメーカーが多いので、なるべく清掃・メンテナンスの手間がかからないものを選ぶと良いでしょう。
■出来立てのコーヒーが飲みたい
■様々な種類のコーヒーやラテ系も飲みたい
という要望にも応えられる点が、一杯抽出型の最大の強みです。
ブリューワー型
機械にデカンタをセットして、ドリップ式で一度複数杯分のコーヒーを抽出できるタイプです。
保温機能がついているものもあるので、作り置きして飲みたい時にいつでもすぐに注げるというメリットがあります。コーヒーメーカーの機能によってはホット・アイスの両方が作れるため、コーヒー好きが多い職場には非常に重宝します。
時間が経つにつれ、抽出したコーヒーの味が落ちてくるので、早めに飲む必要があります。また、コーヒーの種類や挽き目が固定されているコーヒーメーカーもあるため、モノによっては味の種類が選べない所もネックです。
コーヒーを飲む人が少ない会社には向かない型ですが、「来客が多い」「大きな会議がある」「社員の人数が多い」という企業にはおすすめです。
自動販売機型
社内にコーヒー専用の自動販売機を設置して、お金や専用のコインを入れてボタンを押すと抽出されるコイン式・課金型で抽出するタイプです。
コーヒー専用の自販機なので、コーヒーの種類が多く出来立てが飲めるのが特徴です。
コーヒーに限らず、選ぶメーカーによってはココアや抹茶ラテなど甘い系のメニューを設置できる点も魅力的です。自動販売機なので、清掃・メンテナンスは業者が行ってくれるので導入後の手間も最小限で済みます。
ただし、自販機なので設置スペースがないと導入できないところがネックで、設置スペースの確保は必須です。
「オフィスの規模が大きい」「休憩室が別にある」「頻繁にある研修室に置きたい」など、スペースを十分に確保できる企業におすすめです。
購入orレンタル
オフィスにコーヒーマシンを導入する場合、「購入」「レンタル」どちらにするか迷いますよね。どちらを選択するにしても、メリット・デメリットがあるので、会社や働く社員のことも考慮して比較して選ぶと良いでしょう。
購入
メンテナンスを自社で行うことが苦ではなく、様々な種類のコーヒーを飲みたい場合は購入がおすすめです。
メリット
■コーヒーサーバーの種類が選べる(社員の要望・オフィススペースに合わせやすい)
■コーヒー豆も自社で購入し費用を調整できる
購入した場合は、自社に合ったコーヒーサーバーが選べてコーヒー豆の費用をコントロールできます。また、購入するサーバーによってはラテ系など、甘い系の飲み物も抽出可能です。
デメリット
■器具の清掃、定期的なメンテナンスを自社で行う必要がある
■導入コストが高い
導入コストが非常に高いという点が一番のデメリットです。
オフィスコーヒーは、コンパクト・最低限な機能が備わったものでも2~5万程度。機能性が十分なコーヒーサーバーは20万前後もしくはそれ以上とコストがかなりかかります。
購入の場合は、導入と日々のメンテナンスも合わせて考える必要があります。予算や社員間の分担なども話し合ってから、じっくり比較検討するようにしましょう。
レンタル
管理を業者にお願いしたいかつ、コストを抑えたい場合はレンタルがおすすめです。
メリット
■導入コストを抑えられる
■故障対応や定期的なメンテナンスを業者が行ってくれる
レンタルの場合、コストが購入よりかなり抑えられるメリットがあります。故障した際の対応やメンテナンスも定期的に業者が行ってくれるので、導入後も安心して利用することができます。
デメリット
■選べるサーバーや飲める味の種類が限られる
■指定のコーヒー豆の場合はコストが高くつく場合がある
メーカーが扱うコーヒーサーバーのみだったり、コーヒーだけ抽出のものだったりと、職場に合わせたコーヒーサーバーの味や種類などの機能性が選べないことがあります。
また、メーカーによっては、指定のカプセルやコーヒー豆を別で購入する必要もあり、使用頻度や期間によっては材料に費用がかかる場合があります。
導入時は安く済みますが、長いスパンで見た時のコストも、購入した場合と比較してレンタルを検討しましょう。
オフィスコーヒーおすすめ5選
おすすめのオフィスコーヒー5つをご紹介します。機能性など詳しく解説していくので、比較して購入を検討してくださいね。
カプセル式で味の種類も豊富【ネスカフェ ドルチェグスト】
重量が3.58キロとかなり軽量な上に、コンパクトに作られているためスペースを取りません。
カプセル式で一杯ずつ淹れるので、コーヒーの鮮度も良くオフィスで本格的なコーヒーを味わうことが出来ます。カプセルの種類もコーヒーに限らず、ラテ系も選べるため、これ1つで様々な味を楽しむことが可能です。
一杯約15円~と低コストな点も大きな魅力です。
機能性・デザイン性が評価され、過去にグッドデザイン賞を受賞した実績もあります。スペースもあまり取らないと、家庭・オフィス両方で人気を呼んでいるコーヒーサーバーです。
「購入」「レンタル」問わず、コーヒーサーバーを導入したいという企業におすすめです。
コーヒー専用のカプセル式コーヒーマシン【UCC ドリップポッド】
コーヒーで老舗のメーカーUCCが販売・レンタル対応も行っている「ドリップポッド」。
コーヒーに特化したマシンですが、専用のカプセルは「苦味」「コク」「酸味」の様々な組み合わせを楽しむことができます。
コーヒーマシンの多くはホットのみの抽出ですが、ドリップポッドはアイスの抽出モードを選ぶことも可能です。部品も簡単に取り外し可能で、手入れのしやすさ重視で作られているので、日々の清掃も苦になりません。
ラテ系の抽出機能は不要で、コーヒー専用のマシンをオフィスに取り入れたい企業におすすめです。
全自動でコーヒーをドリップ【シロカ カフェばこ】
ブリューワー型のコーヒーメーカーなら、シロカの「カフェばこ」がおすすめ。
「豆挽き・蒸らし・ドリップ」を全自動で行ってくれるので、操作もコーヒー豆をセットするだけと簡単です。
タイマー機能もあるため、来客の時間に合わせてコーヒーをドリップしておくことが可能です。挽きたてのコーヒーが飲めるので、本格的なコーヒーを味わうことが出来ます。
コーヒー豆・コーヒー粉の両対応のため、お好みかつ低価格なモノを選ぶことで、導入後のコスト削減も可能です。
2つのデカンタがついたコーヒーメーカー【ダイオーズ コーヒーマシン】
ダイオーズがオフィスサービスとしてレンタル提供するブリューワー型のコーヒーマシン。デカンタ2つを同時に保温できるので、作り置きしても熱々のコーヒーを味わえます。
また、「密閉キャップ」による酸化防止、煮詰まりを防ぐために「保温プレートカバー」がついているので、いつでも美味しいコーヒーを飲むことが出来ます。
「大人数の会議」や「イベント・研修」などを頻繁に開催する企業におすすめです。
https://www.daiohs.com/coffee/regular/
自動販売機型のオフィスコーヒー【ジャパンビバレッジ】
自動販売機で有名な「ジャパンビバレッジ」がレンタルで提供する自販機型のオフィスコーヒー。
「コーヒー」「ラテ系」「お茶」など、多くのラインナップからメニューを選べるので、働く社員の要望に合わせて選択が可能です。
コーヒーは一杯ずつ豆を挽いてドリップするため、いつでも本格的なコーヒーを味わうことが出来ます。砂糖やコーヒーの量もボタン一つで調整できる点が、自販機型の最大の特徴です。
基本的にコイン式・課金型なので、飲みたい時に飲みたい人のみが利用できる点も魅力です。自動販売機は大型なので、「大人数の会議」「規模感ある会社」「大人数の研修」などがある企業におすすめです。
https://www.jbinc.co.jp/vending/cup/index.html
オフィスコーヒーを導入してみては
今回はオフィスコーヒーの導入を検討している方に、オフィスコーヒーが人気の理由やおすすめのオフィスコーヒー5つをご紹介しました。
■ネスカフェ ドルチェグスト
■UCC ドリップポッド
■シロカ カフェばこ
■ダイオーズ コーヒーマシン
■ジャパンビバレッジ 課金型自動販売機
オフィスコーヒーは、一杯ごとに抽出する「一杯抽出型」、一度に複数杯作れる「ブリューワー型」、様々なメニューが選択できる「自動販売機型」の3つのタイプがあります。
会社の用途やコストに合わせて、購入・レンタルのメリットとデメリットを比較した上で、導入を慎重に検討すると良いです。
オフィスコーヒーがあるだけで、リフレッシュ空間ができて社内の雰囲気も明るくなるので、ぜひ購入を前向きに考えてみてくださいね。