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《バリスタ監修》水出しコーヒーの正しい作り方&美味しく入れるコツ

icecoffee

すっきりと飲みやすい水出しコーヒー。まだ外出の自粛が続いているため、『お店で飲むような水出しコーヒーを自宅で作ってみたい』と考えている方もいるのではないでしょうか?

今回はバリスタでもある私、尾籠が自宅でできる美味しい水出しコーヒーの作り方を、この記事でご紹介していきます。

水出しコーヒーは?を始め、水出しコーヒーを美味しく入れるための分量や抽出時間、選ぶコーヒー豆での味の違いなどポイントも解説していきます。是非参考にしてくださいね。

 

水出しコーヒーとは?

アイスコーヒー
水出しコーヒーは、その名の通り『水で抽出するコーヒーのこと』です。お湯で入れるコーヒーとの違いは、苦味が出にくくコーヒー豆本来の甘みを感じられ、まろやかな口当たりになることが特徴です。

苦味やクセが強く出る、定番のお湯を注いで作ったコーヒーの抽出方法とは違い、飲みやすくするために考案された抽出方法です。

カフェはもちろん、最近は自宅で作れるようにフィルター付きの専用ポット・コーヒー粉が販売されているほど、老若男女問わず人気を誇っています。

水出しコーヒーは海外でも人気で、アメリカでは「コールドブリュー」オランダでは「ダッチコーヒー」とも呼ばれています。

 

水出しコーヒーの正しい作り方・淹れ方

アイスコーヒーとピッチャー
水出しコーヒーを自宅で作る際に用意するもの、正しい作り方・淹れ方をご紹介していきます。

用意するもの

■コーヒー粉
■水(常温・冷水どちらも可)
■お茶用の空パック
■ポットまたはピッチャー(フィルター付きのポットがあると尚良い)
■コーヒー粉を空のお茶パックまたはフィルター内に入れます

作り方・淹れ方

  1. お茶用の空パック(またはフィルター)にコーヒー粉を入れます(コーヒー粉1:水12がベストです)
  2. 分量通りの水を静かにガラスポットに注ぎます
  3. 常温または冷蔵庫内で6~8時間置きます
  4. コーヒー粉が入ったお茶パックを捨てて完成です(フィルター付きの場合はフィルターを外す)

水出しコーヒー専用のポットはフィルターが付属されているので、空のお茶パックを用意する手間がなく、手入れも簡単なので水出しコーヒー好きの方はあると便利です。

コーヒー豆・粉の挽き目は、味のバランスや濃さが抽出される「中挽き~細挽き」。焙煎方法は、酸味が出にくい「中煎り以上」、水はミネラルや余分な成分が少ない「軟水」がおすすめです。

8時間以上抽出すると、水出しコーヒーに雑味や苦味が強く出てしまい飲みにくくなってしまうため、6~8時間での抽出をおすすめしています。

 

バリスタが教える美味しい水出しコーヒーを作るコツ

アイスコーヒーを注ぐ
自宅でも、美味しく水出しコーヒーを淹れる・作るためのポイントを5つご紹介していきます。

 

コーヒー豆の挽き目は「中挽き~細挽き」

コーヒーの味わいは挽きが粗いほど薄めのスッキリとした味わいになり、細かいほどコーヒーの味が濃く抽出されるという違いがあります。

そのため酸味とコク、苦味のバランスが良い中挽もしくは苦味が濃い細挽きを選ぶと、より癖の少ない飲みやすい水出しコーヒーを楽しむことができます。

 

コーヒー豆の焙煎度は「中煎り以上」

水出しコーヒーは、冷たい分酸味を強く感じやすいという特徴があります。

そのため、焙煎時間が短い浅煎りのコーヒー豆で水出しコーヒーを作った場合、より酸味が強く酸っぱく感じてしまうことがあります。

水出しコーヒーを美味しく飲みたい場合は、味やコクのバランスが取れた「中煎り」もしくは、コクが強い「深煎り」を選ぶと酸味を感じにくいので飲みやすさが増します。

 

水は「軟水」

水はミネラル分が少なく、コーヒー本来の味わいを引き出してくれる「軟水」がおすすめです。

硬水はカルシウム・マグネシウムの含有量が多く、コーヒーの成分が溶けにくい上に苦味が強く出てしまうというデメリットがあります。

水出しコーヒーは時間をかけて成分を抽出していきます。そのため、苦味が少なくまろやかで、コーヒーのコクや旨み、風味がしっかり溶け出す軟水を使用するとクセのない水出しコーヒーを作ることができます。

 

分量は「コーヒー粉1:水12」

好みの濃さもありますが、分量は【コーヒー粉:水=1:12】がおすすめです。

使う水の分量を12で割るとコーヒー粉の分量を算出できます。

■水1,000ml(1リットル)→コーヒー粉 約83g

■水800ml→コーヒー粉 約66g
■水600ml→コーヒー粉 約50g
■水500ml→コーヒー豆 約41g

薄めが好みの場合はコーヒー豆の分量を減らし、濃いめが好みの場合は分量を多くするなど、コーヒー豆の分量を基準に自分の好みに調整するのも良いでしょう。

 

抽出は「8時間程度」

フィルターやお茶パックなど漬け込むタイプの場合は、6~8時間は置いておくとコーヒー本来の味が抽出されます。

好みの違いもありますが、コーヒーの風味やコクを惜しみなく抽出したい場合は8時間がちょうど良いです。

しかし長時間置きすぎてしまうと、コーヒーの苦味や雑味が強く出てしまうので注意が必要です。また、水出しコーヒーが残ってしまって冷蔵庫などに置いておく場合は、フィルターやコーヒー粉が入ったお茶パックは捨てると雑味が出にくいです。

 

美味しい水出しコーヒーを自宅で味わってみては

コーヒー豆とアイスコーヒー
いかがでしたか?
今回は自宅での水出しコーヒーの作り方、美味しく淹れるためのポイント5つをご紹介しました。

■コーヒー豆は「中挽き~細挽き」を使う(濃さの違い)
■焙煎度は「中煎り以上」(酸味が強くなりにくい)
■水は「軟水」
■分量は「コーヒー粉:水→1:12」
■抽出は6~8時間

このポイントを意識するだけでも、お店のような水出しコーヒーが自宅で簡単に作れます。コーヒー粉や水の分量は、好みに合わせて調整してみると良いでしょう。

ホットコーヒーにはない味や風味の違いを水出しコーヒーは味わえるので、是非自宅でも試してみてくださいね。

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