『自動販売機で買える美味しい缶コーヒーが知りたい』
『多くの人から評判の缶コーヒーが知りたい』
このように思って、この記事に辿りついた方も多いと思います。
自動販売機やコンビニ、スーパーといった場所に当たり前にある缶コーヒー。買う時はいつも、自分にとって定番の缶コーヒーを買ってしまいがちですよね。
しかし、メーカーやブランドによって香りや味が異なるので、「他の缶コーヒーを買ってみたいけど、どれがいいかな…」と気になっているビジネスマンも多いと思います。
今回はそんな方のために、自動販売機で買えるおすすめの缶コーヒー10個をランキング形式でご紹介します。
缶コーヒーとドリップコーヒーの違いについても解説していますので、缶コーヒーの知識や購入する際に役立てていただけると幸いです。
自動販売機で買える缶コーヒーおすすめ10選
早速ですが、自動販売機で買えるおすすめの缶コーヒーを10個ご紹介します。
【1位】ワンダ 金の微糖
3段階の厳しい審査をクリアし、ブラジルの最高等級高級豆を100%使用した缶コーヒー。ワンダの名高い人気商品の一つです。
エスプレッソがブレンドされているため、飲み応えのあるコクとキレが堪能できます。雑味がなくスッキリとした後味が、男性から美味しいと評判を得ています。
100gあたり19kcalとカロリーが低いため、メタボや健康診断の数値を気にしている方にも飲みやすい缶コーヒーです。
『コーヒー本来の味や香りを堪能したい』『カロリーを気にしている』という方におすすめです。
メーカー | アサヒ飲料 |
内容量 | 185g |
カロリー | 19kcal(100gあたり) |
味の種類 | 微糖 |
牛乳 | 〇 |
【2位】Tully’s coffe バリスタズブラック
大手カフェチェーンTully’sのシニアバリスタ60人が監修した、美味しいと評判のブラックコーヒー。
深煎り豆を主体に使用して、キレのある深いコクが特徴でホットでもアイスでも美味しいブラックコーヒーに仕上がっている点が特徴です。
鮮度にもこだわって作られており、コーヒー豆のすべてを日本国内で焙煎し、粉砕後は速やかに抽出されています。そのため、ハンドドリップに近い美味しいコーヒーが味わえ、味の評価も高めです。
焼きたて・挽きたて・淹れたては、Tully’sでは香りを出すために大切な要素で、”3たて”と呼ばれているほど、香りにもこだわって製造されています。
飲む人が「最高に美味しい」と思ってもらえるように、ホスピタリティ精神を持ってコーヒーを入れ続けている点もポイントです。
『ハンドドリップに近い美味しい缶コーヒーを味わいたい』という方におすすめです。
メーカー | 伊藤園 |
内容量 | 390ml |
カロリー | 0kcal |
味の種類 | 無糖 |
牛乳 | × |
【3位】BOSS 贅沢微糖
上質なコーヒーを生産しているグアテマラが認証した、4種類の高級豆の美味しいところだけを抽出して作られた缶コーヒー。
コーヒーの香りとミルクのコクがマッチし、後味にビターをほのかに感じられスッキリとした味わいが特徴です。
雑味が少なく甘みとほのかなビター感で、味のバランスが取れていて飲みやすいと評判を集めています。ほどよい甘さが一息入れる時にピッタリの缶コーヒーです。
『ブラックが苦手で飲みやすい微糖の缶コーヒーが好み』という方におすすめです。
メーカー | サントリー |
内容量 | 185g |
カロリー | 20kcal(100gあたり) |
味の種類 | 微糖 |
牛乳 | 〇 |
【4位】UCC BLACK無糖
1994年の発売当初から絶大な人気を集めているUCCのBLACK 無糖。
最大の特徴は、UCC独自の”TTND製法”で作られているということ。抽出工程で低温・中温・高温と段階的にお湯を注ぎ、コーヒー豆の良い部分のみを抽出する方法で作られています。そのため、バランスの取れたコクとキレのある味が楽しめます。
また、さらに”低温重点方法”で低い温度の状態でコーヒーを缶につめ、香りを閉じ込めているのでよりコーヒー本来の香りを開ける時に感じることができます。
珈琲専業のUCCが製造しているだけあり、レギュラーコーヒー100%使用の香料・着色料無添加で製造されている点もポイントです。
『缶コーヒーの中でもコーヒーのプロが作ったものが飲みたい』という方におすすめです。
メーカー | UCC |
内容量 | 185ml |
カロリー | 0kcal |
味の種類 | 無糖 |
牛乳 | × |
【5位】ジョージア エメラルドマウンテンブレンド
25年以上愛されており、有名芸能人がTVCMで紹介するなど、長年に渡って愛されているエメラルドマウンテン。
コロンビアコーヒーの生産量1~2%にしか認証されない希少な高級豆”エメラルドマウンテン豆”を、缶コーヒーで唯一使用されているのが特徴です。
コーヒー豆を深めに焙煎しているため、コーヒー本体の深いコクを味わえるだけでなく、華やかなロースト感のある香りを感じることもできます。
また、脱脂粉乳などを一切使用せずに牛乳を100%使用しているため、滑らかなで飲みやすい点もポイントです。
『希少な高級豆で作られた美味しい缶コーヒーを飲みたい』という方におすすめです。
メーカー | コカ・コーラ |
内容量 | 185ml |
カロリー | 35kcal |
味の種類 | 微糖 |
牛乳 | 〇(牛乳100%) |
【6位】ダイドー 世界一のバリスタ 微糖
ワールドバリスタチャンピオンシップで、第14代目のチャンピオンを勝ち取った”ピート・リカータ氏”が監修した缶コーヒー。
華やかな香りが特徴のグアテマラ産最高等級豆を追加した22種焙煎豆をブレンドし、浅煎り豆の華やかな香りと、深煎り豆のコクをバランスよく仕上げた味わいが特徴です。
また更に、2種類のエスプレッソと3種類のアロマエキスを加えて、香り高い缶コーヒーを実現させています。
香料・無添加にもこだわって豆本来の味を引き出すことで、時間をかけて飲んでも味のバランスが崩れず、常に美味しいコーヒーが味わえます。
コーヒー本来の香りとコクが強く、酸味をほとんど感じないため、『コーヒー独特の酸味が苦手』という方におすすめです。
メーカー | ダイドー |
内容量 | 260g |
カロリー | 62kcal(1缶あたり) |
味の種類 | 無糖 |
牛乳 | × |
【7位】BOSS カフェオレ
「苦すぎるコーヒーをあまり好まない」という方にピッタリのカフェオレに近い缶コーヒーです。2018年には、コーヒー市場で累計販売額1位に輝いた実績もある人気の缶コーヒーです。
深煎りコーヒーと、選び抜いた北海道産の生クリームと牛乳を使って、まろやかでコクのある味わいに仕上げられています。
「甘くて美味しい」「冬によく飲む」など、多くの大人に愛されているカフェオレタイプの缶コーヒーです。
『苦いコーヒーがあまり得意ではなく、砂糖やミルクを入れて飲みたい』という方におすすめです。
メーカー | サントリー |
内容量 | 185g |
カロリー | 44kcal(100gあたり) |
味の種類 | 加糖(カフェオレタイプ) |
牛乳 | 〇(国内製造) |
【8位】ファイア 挽きたて微糖
“コーヒーは火でうまくなる”というこだわりの元、20年間”直火”で作り続けられてきたファイアの挽きたて微糖。
コーヒー豆本来の旨味を引き出すために、厳選されたコーヒー豆をじっくりとローストし、最後に直火で仕上げる独自の「新・直火上げ製法」で、力強いうまさと最大限の香りを引き出すことに成功しています。
更に、挽いてから18時間以内にコーヒーを抽出し、コーヒーの香りを高く感じられるように工夫もされています。
微糖でありながら、カロリーが100gあたり15kcalと低カロリーで、からだにやさしく作られています。そのため、「健康診断を気にして、砂糖を控えている」という方におすすめです。
メーカー | キリン |
内容量 | 185g |
カロリー | 15kcal(100gあたり) |
味の種類 | 微糖 |
牛乳 | 〇 |
【9位】ワンダ モーニングショット
“モーニングショット”という商品名の通り、朝専用のコーヒーというコンセプトのもと開発されたショット型の缶コーヒー。
朝の目覚めをONにするために、砂糖・ミルクを程よくいれながらも、スッキリとした飲み心地を追求して作られています。
“熱風式焙煎”という製法で、豆の芯までカリッと香ばしく焼き上げ作られているだけでなく、更に抗酸化製法により、淹れたての美味しさを実現しています。
コーヒーの味にはこだわりっており、豆を粉砕後12時間以内にコーヒーを抽出しているため、朝から美味しいコーヒーを味わうことが可能です。そのため、『朝の目覚めをシャキッとさせて、1日のスイッチをコーヒーで入れたい』という方におすすめです。
メーカー | アサヒ飲料 |
内容量 | 185g |
カロリー | ― |
味の種類 | 微糖 |
牛乳 | 〇 |
【10位】ジョージア 香るブラック
スペシャルティコーヒー専門店の”猿田彦珈琲”監修のもと、作られたジョージアの香るブラック。
日本の初技術でもある”挽きたてのアロマ製法”により、ボトル缶の広口形状と高い密封性を活かし、開けた時に淹れたてのようなコーヒーの香りを感じられるように製造されています。
また、香るブラックはハンドドリップの”蒸らしの工程”を取り入れて、より香り高さとコーヒー本来の深いコクを実現させています。そのため、缶コーヒーでありながらもハンドドリップで淹れたような美味しいコーヒーが味わえます。
飲んだあとに戻ってくる「もどり香」を楽しめるのも、ジョージア 香るブラックならではの特徴です。
『ハンドドリップに近い美味しい缶コーヒーが飲みたい』という方におすすめです。
メーカー | コカ・コーラ |
内容量 | 260ml |
カロリー | 0kcal |
味の種類 | 無糖 |
牛乳 | × |
缶コーヒーとドリップコーヒーの違い
ドリップコーヒーは、淹れたら香りや味が落ちないようにすぐに飲みます。反対に缶コーヒーは、大量生産を行い自動販売機やコンビニなどで、長期間保存しながら販売できるように加工します。
この飲むまでの工程や目的が異なるので、様々な違いが生じます。ここではその違いについて解説していきます。
香りと味が違う
作り方や飲むまでの工程がドリップコーヒーと缶コーヒーでは異なるため、香りと味の明確な違いに気づくことが多いと思います。
ドリップコーヒーはコーヒー豆を挽いてからコーヒーを淹れる上に、すぐに飲むことが多く、コーヒー本来の香りと味が楽しめます。
しかし、缶コーヒーは冒頭でもお伝えした通り、自動販売機やコンビニで長期間保存しながら販売するため、殺菌や乳化剤といった加工の工程が入ります。
殺菌処理を行うと、コーヒー特徴でもある香りや苦味が弱くなるため、コーヒーの香りや味に近づけるために香料を使用します。作り方に大きな違いがあるので、香りと味にどうしても微妙な違いが生じます。
しかし、最近は缶コーヒーもメーカーによって「最高級のコーヒー豆を使用」「バリスタ監修」「牛乳100%」「独自の製造工程を生み出す」など、非常にこだわって作られています。
正直、ハンドドリップという手作りに味や香りは負けている部分はありますが、企業努力で本格的な味も追及されているので、飲み比べてみて自分のお気に入りを見つけるのも楽しいかもしれません。
カフェインの含有量が違う
缶コーヒーとドリップコーヒーは、淹れ方・作り方が違っても同じコーヒーです。
なので、コーヒー1杯のカフェイン量も同じかと思いがちですが、コーヒーの種類や抽出方法が異なるのでカフェインの量も変わってきます。
【カフェインの含有量】
種類 | カフェインの含有量 | 備考 |
ドリップコーヒー | 60mg/150mlあたり | コーヒー豆10gを熱湯150mlで淹れた場合 |
缶コーヒー | 90~160mg/1缶あたり | 1缶の分量・製造メーカーによって異なる |
引用元:食品安全委員会[コーヒーを科学する その1]
ドリップコーヒーのカフェインの含有量は、缶コーヒーよりも少なめという結果が出ています。
どちらのコーヒーを飲むかによって、1日のカフェイン摂取量もある程度コントロールできます。人によっては、カフェインを摂取して午後の眠気を吹き飛ばしたいという方もいるので、そういう方には缶コーヒーは気付け薬の代わりにもなります。
しかし、缶コーヒーの多くは缶にカフェイン含有量の記載がありません。元々のカフェインの含有量が多いので、飲み過ぎには注意し、飲んでも1日2~3缶くらいまでに留めましょう。
自動販売機で買える美味しい缶コーヒーを飲んでみては
いかがでしたか?
今回は、自販機で買えるおすすめの缶コーヒーをランキング形式で10個ご紹介しました。
1位『ワンダ 金の微糖』
2位『Tully’s coffee バリスタズブラック』
3位は『BOSS 贅沢微糖』
という結果でしたが、やはり定番どころが上位を占めているのが特徴的ですね。
ドリップコーヒーと缶コーヒーは製造工程や飲むまでの時間が異なるため、「味や香り」「カフェインの含有量」に違いがあります。しかし、最近は缶コーヒーも本格的な味を追求しているので、別メーカーの缶コーヒーを飲み比べてみても面白いかもしれません。
是非、この記事を参考に自分の好みに合う美味しい缶コーヒーを見つけてみてくださいね。