- 長く安心して使える国産のコーヒーミルを探している
- コーヒーミルはやっぱ使い勝手の良い国産を選びたい
- 国産のコーヒーミルでおすすめが知りたい
このように考えて、国産ブランドのコーヒーミルを探している方は多いのではないでしょうか?
素材、デザイン、使い勝手、アフターフォローがしっかりしているという点で、コーヒーミルも国産メーカーが注目されています。
しかし、コーヒーミルというと海外メーカーが多い印象で、どれが国産のメーカーがわかりにくいですよね。
今回は国産のコーヒーミルに焦点をあてて、おすすめの日本製のコーヒーミルを8つと、コーヒーミルを製造・販売している国産メーカーを紹介していきます。
この記事を読むことで、コーヒーミルを製造・販売している日本製のコーヒーミルを知ることができ、自分に合ったコーヒーミルが見つけられるようになります。
国産のコーヒーミルについて知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
コーヒーミルを製造・販売している国産メーカー
早速ですが、コーヒーミルを製造・販売している国産のメーカーを4社紹介します。
コーヒーミルといえば、この会社というメーカーを始め、コーヒーミルで話題を集めているメーカーを記載しています。
HARIO(ハリオ)
1921年創業で東京都中央区に本社を置く老舗のメーカー。
本来は耐熱ガラスメーカーのため、珈琲サイフォンや調理器具が有名ですが、コーヒー器具といえばハリオの名前があがるほど認知度も非常に高いです。
コーヒーミルは、手動式・電動式どちらも展開しているため、ライフスタイルに合ったコーヒーミルが選べる点がハリオの特長です。
また、ハリオといえば『V60シリーズ』のコーヒー器具が有名で、日本だけでなく海外のバリスタにも愛されているほど。
そのため、ハリオでコーヒーミルを購入したら、他のコーヒー器具もハリオで揃えると使い勝手が良いでしょう。
Kalita(カリタ)
1959年設立で、神奈川県横浜市に本社を置くコーヒー機器総合メーカー。
自社ブランドの商品開発・販売だけでなく、海外製品の輸入業も手掛けているため、日本だけでなく海外でも名を連ねているほど。
カリタ製品のコーヒーミルは、アンティーク調のデザインが多い点が特長です。
そのため、使っていない時はキッチンインテリアとしても活躍できるので、おしゃれなデザイン性も重視したい方におすすめ。
機能性もシンプルで使いやすいですが、ミル刃に「硬質鋳鉄製臼歯」を使用したりと、他社メーカーにはない独自性がある点もポイントです。
パール金属
1967年設立で新潟県三条市に本社を置く、金属製台所用品を製造しているメーカー。
三条市は「刃物等金属製品の加工」が有名で”ものづくりのまち”として栄えてきた地域です。
パール金属はキッチン・リビング用品が有名で、パールライフというキッチンツールの通販を手掛けているほど。
一見、コーヒーミルと関連が薄い企業と思いがちですが、キャンプやサイクリング用品を製造するメーカーとしても有名で、アウトドアでも使えるコーヒーミル「キャプテンスタッグ」のブランドで知られているメーカーでもあります。
そのため、コーヒーミルもアウトドア用に丈夫でコンパクトに作られているので、スペースを確保したい、アウトドアでコーヒーを飲みたいという方におすすめのメーカーです。
貝印
1954年設立で東京都千代田区に本社を置く会社です。
ポケットナイフのメーカーとしてスタートしたため、主に刃物を中心とした調理器具が有名なメーカーですが、化粧道具、衛生用品も販売する企業としても名を馳せています。
刃物で有名なだけあり、コーヒーミルも微粉が出にくいように、ミル刃の構造を工夫して製造されている点が貝印の特長です。
また、コーヒーミルとドリッパーが一体となったミルを製造・販売している点も貝印ならではで、コーヒーハンター 川島良彰氏とコラボしたドリッパーも販売しています。
おすすめの国産コーヒーミル8選
国産でおすすめのコーヒーミルをメーカーごとに、全部で8つ紹介します。
日本に本社置く、正真正銘の日本製のメーカーのコーヒーミルを紹介しています。
国産のコーヒーミルは、日本の繊細なモノづくりの技術が活かされているためか、手動式のミルが多い点も特長です。
日本製のコーヒーミルにこだわりたい方は、ぜひ参考にして自分に合ったミルを見つけてみてくださいね。
ハリオ
まずはハリオのコーヒーミルを手動式で2つ、電動式で1つの計3つ紹介します。
コーヒーミル セラミック スケルトン MSCS-SB
ハリオの手動式コーヒーミルと言えば、ネットで必ず紹介やおすすめされているのが『コーヒーミル セラミック スケルトン MSCS-2B』です。
シックな黒のデザインがおしゃれと、老若男女問わず人気を集めています。
MSCS-2Bの特長 |
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もちろん日本製のため、日本で組み立てられて品質管理も徹底されています。
初心者にも使いやすい仕様なので、「国産(日本製)にはこだわりたいけど、手動式でどれにするか迷っている」という方におすすめです。
サイズ | 幅17.2cm×奥行9.3cm×高さ23.1cm |
コーヒー粉容量 | 100g(約10人分) ※1人分10g換算 |
種類 | 臼式 |
ミル刃の素材 | セラミック製 |
挽き目調整機能 | あり |
水洗い | 可(ミル刃、保存容器のみ) |
セラミックコーヒーミル・ウッド NMCWN-2-OV
機能性だけでなく、本体にオリーブウッドを使用した見た目もおしゃれなHARIOの手動式コーヒーミル。
ボディ部分はセラミック素材で作られているので、経年劣化しにくく、汚れも拭き取りやすく長く愛用できます。
NMCWN-2-OVの特長 |
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ミルを使わない時は、インテリアとしてさりげない存在感を演出するのもポイント。
「機能性はもちろんだけど、デザインもおしゃれなミルが良い」という方におすすめです。
サイズ | 幅16.7cm×奥行8.5cm×高さ21.5cm |
コーヒー粉容量 | 30g(約3人分) ※1人分10g換算 |
種類 | 臼式 |
ミル刃の素材 | セラミック製 |
挽き目調整機能 | あり |
水洗い | 可(ミル刃のみ) |
V60 電動コーヒーグラインダー コンパクト EVC-8B
HARIOを代表するV60シリーズの電動式コーヒーミルです。
コニカル式のため、摩擦熱が発生しにくくカフェのようなコーヒーを淹れることができます。
V60シリーズ EVC-8Bの特長 |
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ハンドドリップに最適な挽目調整は網羅できるため、自宅でお店のようなコーヒーを楽しみたい方に最適です。
「電動式のコーヒーミルがほしい」「自宅でお店のようなコーヒーを楽しみたい方」におすすめです。
サイズ | 幅13.0cm×奥行18.5cm×高さ33.5cm |
コーヒー粉容量 | 100g(約10人分) ※1人分10g換算 |
種類 | コニカル式 |
ミル刃の素材 | ステンレス |
挽き目調整機能 | あり(39段階) |
水洗い | 可(ミル刃外側のみ) |
カリタ
カリタ製の手動式コーヒーミルで1つ、電動式を2つ紹介していきます。
手挽きコーヒーミル ナチュラル KH-10 N
デザイン製も重視するカリタが、製造・販売している手挽きコーヒーミル。
ラバーウッドを使用した本体は、ウッド素材ならではの温もりがあり、どんなインテリアとも馴染みやすいデザインです。
コーヒー豆を挽く際はゴリゴリとした音色を奏でて、コーヒーの香りが部屋に広がる、手挽きならではのスタイルも楽しむことができます。
KH-10 Nの特長 |
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機能性はシンプルですが、デザインがおしゃれでウッド素材のため贈答用としても喜ばれます。
「贈り物にピッタリのコーヒーミルを探している」「機能性がシンプルで使いやすいミルが良い」という方におすすめです。
サイズ | 幅7.0cm×奥行17.0cm×高さ17.5cm |
コーヒー粉容量 | 45g(約4~5人分) ※1人分10g換算 |
種類 | 臼式 |
ミル刃の素材 | 硬質鋳鉄 |
挽き目調整機能 | あり |
水洗い | 不可 |
電動コーヒーミル CM-50
電動式のコーヒーミルでは比較的安価で、手が届きやすいカリタの電動コーヒーミル CM-50。
コンパクトサイズなので、挽く時は保存場所に困らない点もポイントです。
CM-50の特長 |
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1回で1人~3人分のコーヒー粉も挽けるため、一人暮らしや二人暮らしの方に最適です。
「一人暮らしにピッタリのコーヒーミルがほしい」「初心者でも扱いやすい電動式のコーヒーミルがほしい」という方におすすめです。
サイズ | 幅9.9cm×奥行8.2cm×高さ17.8cm |
コーヒー粉容量 | 50g(約5人分) ※1人分10g換算 |
種類 | プロペラ式 |
ミル刃の素材 | ステンレス |
挽き目調整機能 | あり |
水洗い | 不可 |
ナイスカットG
業務用のコーヒーミルや器具を製造・販売するカリタが、お店の味を楽しめるようにと開発した家庭用の電動コーヒーミル ナイスカットG。
業務用の性能はそのままで、家庭用に「小型化」「使いやすさ」を重視してリニューアル。
シックな黒のデザインもおしゃれと、男女問わずコーヒー好きの方から評判を集めているコーヒーミルです。
ナイスカットGの特長 |
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業務用で使われるカット刃のため、雑味の原因になる微粉が少なく、粒度を均一に挽けます。
また、ミル刃の回転数も少なく済むため、摩擦熱が発生しにくくコーヒー豆の質を維持できます。
「お店のようなコーヒーを自宅で飲みたい」「コーヒーの味にこだわりがある」という方におすすめです。
サイズ | 幅12.0cm×奥行21.8cm×高さ33.7cm |
コーヒー粉容量 | 50g(約5人分) ※1人分10g換算 |
種類 | カッティングタイプ |
ミル刃の素材 | ステンレス鋼 |
挽き目調整機能 | あり(15段階 0.5ミリ単位で調整可) |
水洗い | – |
パール金属
パール金属で代表的な手動式のコーヒーミルを1つ紹介していきます。
キャプテンスタッグ コーヒーミル UW-3546
サイクリングやキャンプなど「アウトドアでもコーヒーを楽しみたい」という方に、大人気のキャプテンスタッグ UW-3546。
本体はステンレスの中でも強度の高い「18-8ステンレス素材」を使用しています。
そのため丈夫で壊れにくく、汚れが落ちやすいといったアウトドアにピッタリな仕様で作られています。
キャプテンスタッグ UW-3546の特長 |
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アウトドア用に作られているため、自宅以外での使用にピッタリです。
「アウトドアでも淹れたてのコーヒーを楽しみたい」「職場でも使えるコーヒーミルを探している」という方におすすめです。
サイズ | 直径4.6cm×高さ13.5cm |
コーヒー粉容量 | 17g(約2人分) ※1人分10g換算 |
種類 | 臼式 |
ミル刃の素材 | セラミック |
挽き目調整機能 | あり |
水洗い | 可(ミル刃のみ) |
貝印
貝印で人気の手動式コーヒーミルを1つ紹介していきます。
コーヒーミル&ドリッパー Kai House Select
貝印独自のドリッパーとミルが一体型になったコーヒーミル Kai House Select。
一体構造のため、コーヒーミルで粉を挽いたら移し替えが不要でハンドドリップの工数を減らすことができます。
Kai House Selectの特長 |
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貝印独自の「FIXグラインド構造」は、上下の臼をしっかりと固定することで、臼式の中でも更に微粉が出にくく、安定して豆が挽けるので初心者でも粒度を均一に挽くことができる構造です。
「コーヒー器具を極力少なくしたい」「初心者でも挽きやすいミルがほしい」という方におすすめです。
サイズ | 幅18.5cm×奥行16.0cm×高さ10.3cm |
コーヒー粉容量 | 約1~2人分 |
種類 | 臼式 |
ミル刃の素材 | セラミック |
挽き目調整機能 | – |
水洗い | 不可 |
安心の国産コーヒーミルで美味しいコーヒーを淹れよう
今回は、国産のコーヒーミルを探している方に向けて、日本でコーヒー製品を製造・販売しているメーカー、おすすめのコーヒーミルを8つ紹介しました。
国産のコーヒーミルは、日本人に合わせて開発されているため、初心者でも使いやすく、何かあればサポートも充実している安心感があります。
また企業の特色に合わせて、細部に工夫が施されている点もポイントです。
ぜひこの記事を参考に、国産のコーヒーミルを購入してコーヒーライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。