コーヒー好きの方なら、自宅だけでなくアウトドアや職場でも、挽きたての美味しいコーヒーを楽しみたいと考えている方は多いのではないでしょうか?
自分が好きな場所、好きなタイミングでコーヒーを飲めてリフレッシュできるって最高ですよね。
しかし、自宅で使っているコーヒーミルを外に持ち出すのはサイズや重さ的にも難しいところ。
更に今では軽量・コンパクトタイプのコーヒーミルの種類も多く、どれが自分に合っているかわからないのが本音だと思います。
今回は、外でも挽きたてのコーヒーを楽しみたいと考えている方に向けて、軽量・コンパクトでおすすめのコーヒーミルを用途ごとに紹介していきます。
人気のメーカー、選び方についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事を読むことで、自分に合った軽量・コンパクトなコーヒーミルを見つけることができます。
軽量・コンパクトなコーヒーミルの魅力って?
軽量・コンパクトのコーヒーミルは、外への持ち運びや省スペースでも難なく使用できるように設計されたタイプのコーヒーミルです。
そのため、軽量・コンパクトならではの魅力があります。
- バッグやリュックに入れてもかさばらない
- 軽量なので荷物が極端に重くならない など
また、シンプルでスタイリッシュなデザインが多いのも魅力の1つです。
メーカーによっては、アウトドアに馴染むようなデザインで製造したりとデザインのバリエーションも増えてきています。
さらにコンパクトであるのにも関わらず、機能性が高いのもポイント。
汎用性が高いため、キャンプなどのアウトドアシーンに使われたり、職場で使用する人も増えてきています。
軽量・コンパクトタイプのコーヒーミルで人気のメーカー
軽量・コンパクトなコーヒーミルを開発しているメーカーが増えてきています。
しかし、そのぶんどのメーカーが自分に合っているのかわからないというのが本音だと思います。
ここでは、軽量・コンパクトで人気のメーカーを3つに厳選して紹介していきます。
初心者向け・使いやすさ重視なら「ハリオ」
1921年と創業と歴史もある耐熱ガラスメーカー「ハリオ」。
コーヒーミルだけでなく、ドリッパーやサーバーなど様々なコーヒー器具を展開しており、今や世界中にファンがいる人気のメーカーです。
ハリオの軽量・コンパクトタイプは下記の特長があります。(製品により異なる場合があります)
- スリム型でバッグ内にも収納しやすい
- 豆が均一に挽けて微粉も少ない臼式
- セラミック素材で水洗い可
コーヒーミル初心者でも操作性が簡単なので、使いやすいさを重視している方には最適なメーカーと言えるでしょう。
ハンドル部分が取り外しできないため、荷物が多くなりがちなアウトドアシーンでは不向きな場合があります。
手動・電動問わず、軽量でコンパクトなコーヒーミルを多数販売しています。
コンパクトコーヒーミルの代表格「ポーレックス」
家庭用品を中心に、自社で企画・開発した製品を鹿児島にある自社工場で製造する「ポーレックス」。
セラミック製品を製造するメーカーとしても知名度が高いですが、コーヒーミルではコンパクトタイプの先駆けとなったことでも有名です。
ポーレックスの軽量・コンパクトタイプは下記の特長があります。(製品により異なる場合があります)
- シンプル構造で分解/組み立てが簡単でお手入れがしやすい
- 取り外して収納できるハンドル
- セラミック素材のミル刃で金属臭が移らない
- 本体が18-8ステンレスで丈夫なため長く愛用できる
最近では別売りのレザーホルダーで、デザインのカスタマイズができる点もポイントです。
軽量・コンパクト設計、お手入れも簡単なため、職場で使用することも、アウトドアで利用することも可能です。
アウトドアでの愛用者多数「スノーピーク」
日本の新潟県三条市に本社を置くアウトドア総合メーカー「スノーピーク」。
主にテントやタープ、テーブル・調理器具などのアウトドア用品で有名で、アウトドア用のコーヒーミルも製造・販売しています。
そのため、アウトドアとコーヒーの両方が好きな方には特に愛されているメーカーで「アウトドア用品をすべてスノーピークで揃える」という方もいるほどです。
スノーピークの軽量・コンパクトタイプは下記の特長があります。
- 無駄なくコンパクトに折りたためるハンドル一体型
- 本体がステンレス、鉄のため丈夫
- 専用の収納ケース付で持ち運びしやすい
他メーカーにはないハンドルとフタが一体型になったタイプで、使わない時はコンパクトに折りたためる点がポイント。
また、似たデザインでコーヒーケトルやドリッパーも販売されているため、アウトドア用品をスノーピークで買い揃えている愛用者には特におすすめです。
コンパクトコーヒーミルを選ぶ時のチェックポイント
職場やアウトドアでの持ち歩きに最適なコンパクト型のコーヒーミル。
しかし、より自分に合ったものを買うためには、選ぶ時に見るべきポイントがあります。
ここでは、コンパクト型のコーヒーミルを選ぶ時にチェックすべきポイントを2つご紹介します。
“手動式” か”電動式”かコーヒーミルの種類をチェックする
コンパクトなコーヒーミルに限った話ではないですが、コーヒーミルを選ぶ時は”手動式”か”電動式”か、種類をしっかりチェックしましょう。手動式・電動式の特長は下記です。
手動式 | 電動式 |
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コーヒー豆を挽く工程や、本来の香り・味を楽しむのであれば“手動式”
サッと時短でコーヒー豆が挽きたい場合は“電動式”
各特徴を理解して、自分の用途や重視している部分に合った種類を選ぶと良いでしょう。
お手入れのしやすさもチェック
職場やアウトドアで使用する場合は、自宅と違い時間が限られていることが多いため、使用後にサッとお手入れできるコーヒーミルを選ぶようにしましょう。
手動式・電動式問わず、お手入れのしやすさで見るべきポイントは下記です。
- セラミック素材のミル刃
- シンプル構造
ミル刃がセラミック素材のタイプは水洗いができるので、お手入れを簡単にすませることができます。
また、コーヒー豆を挽くと微粉がどうしても発生するため、細かい部品が少ないシンプルな構造のコーヒーミルを選ぶと職場、アウトドアどちらで使用する場合でもストレスなくお手入れが可能です。
どちらも手動式に多い特長ですが、最近は職場やアウトドア使いに最適な電動式のコーヒーミルでもお手入れが簡単なタイプもあるので、購入時に必ずチェックしましょう。
軽量・コンパクトでおすすめのコーヒーミル6選
軽量・コンパクトタイプでおすすめのコーヒーミルを、選びやすいように手動式・電動式にわけて、用途別に6つ紹介していきます。
手動式
まずは、アウトドアや職場にも持ち運びしやすい手動式からおすすめを3つ紹介します。
今回は下記条件を満たしたものを掲載しています。
- ハンドル部分が取り外しまたは折りたたみできるタイプ
- 水洗い可能で手間なくお手入れできる
安い+使いやすさ重視なら【ハリオ(HARIO) セラミックスリムMSS-1TB】
手動式のコーヒーミルを使い慣れていない方でも使いやすい、ハリオの軽量・コンパクトタイプのコーヒーミル。
アウトドア・職場など、外に持ち運びしやすいスリムタイプです。
セラミックスリム MSS-1TBの特長 |
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アウトドアや職場で、コーヒー豆を挽くために必要な機能はすべて備わっています。また、価格が2,000円前後なため、手を出しやすくコスパも良いです。
「アウトドア用や職場用に、コンパクトなコーヒーミルを探している」「どのコーヒーミルにするか迷っている」という方におすすめです。
サイズ | 幅15cm×奥行7.2cm×高さ22cm |
ミル刃の素材 | セラミック |
粉受けの容量 | 24g(約2杯分)※一人分10g程度とした場合 |
挽き目調整機能 | あり |
コーヒーの質を重視するなら【ポーレックス コーヒーミル2 ミニ】
切れ味が良く、金属臭がでないセラミック刃を採用しているため、コーヒー本来の甘み・酸味を損なわず、バランスの取れた味のコーヒー粉が挽けるコーヒーミル2ミニ。
ハンドル部分は取り外し可能で、本体についたハンドルホルダーに取り付けて持ち運ぶことができます。そのため、持ち運び中に外れてなくす心配もありません。
コーヒーミル2ミニの特長 |
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手動式はコーヒー粉の粒度を均一に挽くことが難しいですが、コーヒーミル2ミニは均一に挽ける仕様のため、コーヒーの味や香りを重視する方にピッタリです。
「外でも常に安定した味のコーヒーが飲みたい」「多少価格を出しても機能性の良いコーヒーミルがほしい」という方におすすめです。
サイズ | 直径5cm×高さ13.5cm |
ミル刃の素材 | セラミック |
粉受けの容量 | 20g(約2杯分)※一人分10g程度とした場合 |
挽き目調整機能 | あり |
アウトドアの使用に最適【スノーピーク フィールドバリスタミル CS-116】
アウトドア用品で有名なスノーピークが製造・販売するコーヒーミル CS-116。
ハンドルとフタが一体型になっているため、折りたたみ収納が可能でバッグやリュック内でかさばる心配がありません。
また、付属品の収納袋に入れるとよりコンパクトに持ち運ぶことが可能です。
フィールドバリスタミル CS-116の特長 |
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ステンレス素材ならではのスタイリッシュなデザインが特徴で、持ち手についた天然木がワンポイントになってさりげないおしゃれさもあります。
「アウトドアで使用するコーヒーミルを探している」「アウトドア用品をステンレスで揃えている」という方におすすめです。
サイズ | 幅16.2cm×奥行4.7cm×高さ16cm |
ミル刃の素材 | セラミック |
粉受けの容量 | 20g(約2杯分)※一人分10g程度とした場合 |
挽き目調整機能 | あり |
電動式
アウトドアや職場でも、サッとコーヒー豆が挽けて便利な電動式からおすすめを3つ紹介します。
今回は下記条件を満たしたものを掲載しています。
- 持ち運びしやすいコンパクトタイプ
- 使用時は電源不要
職場での使用に最適【カリタ(Kalita)電池式コーヒーミル スローG15】
家庭用、業務用両方の機器類を製造・販売する、日本のコーヒー機器総合メーカーカリタ。
電動式では珍しい軽量・コンパクトタイプ。一人~二人分のコーヒー粉が挽けるので、職場で自分用に使いたい方にピッタリです。
スローG15の特長 |
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低速で挽くため、コーヒーの雑味の原因になる微粉が出にくく、酸化も抑えられるので香り高いコーヒー粉を作ることができます。
専用のストラップホルダーがついているので、オフィスへの持ち運びもしやすい点もポイントです。
「職場でも使える電動式のコーヒーミルが欲しい」「少量タイプの電動式コーヒーミルを探している」という方におすすめです。
サイズ | 直径7.6cm×高さ24.1cm |
ミル刃の素材 | セラミック磁器 |
粉受けの容量 | 15g(約1.5杯分)※一人分10g程度とした場合 |
挽き目調整機能 | あり |
場所を問わず使えるコードレスタイプ【オーシャンリッチ コーヒーグラインダーUQ-ORG2BL】
コーヒー豆の香りや味を損なわずにコーヒー粉が挽ける、オーシャンリッチの電動式コーヒーグラインダー。
USBで充電式のため、使用時は電源不要で職場・アウトドアなど場所を問わず使用することが可能です。また、500mlのペットボトルに近い大きさのため、コンパクトに持ち運ぶことができます。
コーヒーグラインダーUQ-ORG2BLの特長 |
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ドリップ用、コールドブリュー(水出しコーヒー)など、コーヒーの淹れ方に適した粒度を選ぶことができます。
コーヒー豆が挽き終わったら、自動で停止してくれる点もポイントです。
「充電して外で使えるコードレスタイプのコーヒーミルがほしい」という方におすすめです。
サイズ | 直径9cm×高さ19.5cm |
ミル刃の素材 | セラミック |
粉受けの容量 | 30g(約3杯分)※一人分10g程度とした場合 |
挽き目調整機能 | あり |
アウトドア使いに最強のオールインワンタイプ【ソロカノ 電動コーヒーグラインダー】
キャンプやサイクリングなど、アウトドア使いに最適なオールインワンタイプの電動式コーヒーグラインダー。
オールインワンタイプのコーヒーミルは、コーヒー豆を挽く+ドリップする+コーヒーを楽しむまでの工程をすべて行えます。
そのため、コーヒーを淹れるために必要な道具を揃える必要がなく、荷物も少なくすみます。
ソロカノの電動コーヒーグラインダーの特長 |
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極細挽き~極粗挽きまで対応できるので、コーヒーだけでなくエスプレッソや水出しコーヒーも淹れることができます。
「荷物が少なくすむオールインワンタイプがほしい」「アウトドアでコーヒーを楽しんでいるけど、器具がどうしても荷物になる」という方におすすめです。
サイズ | 直径9.54cm×高さ21.8cm |
ミル刃の素材 | セラミック |
粉受けの容量 | 30g(約3杯分)※一人分10g程度とした場合 |
挽き目調整機能 | あり |
コンパクトタイプのコーヒーミルで好きな場所でコーヒーを
いかがでしたか?
今回は、アウトドアや職場でも淹れたてのコーヒーを楽しみたいと考えている方に向けて、軽量・コンパクトでおすすめのコーヒーミルを紹介しました。
コンパクトなコーヒーミルといっても、最近は様々なタイプが販売されています。
メーカーの特長を理解し、用途に応じて手動式・電動式を選ぶようにしましょう。また、外で使用する際はサッとお手入れできるタイプがおすすめです。
水洗いできる、部品が少なく分解しやすいなど使ったあとに掃除しやすいものを選ぶと、使ったあとの手間も少なくすみます。
道具を揃えるのが面倒な方は、すべての器具が一つになったオールインワンタイプを選ぶと良いでしょう。
ぜひ、自分に合ったコンパクトなコーヒーミルを購入して、好きな場所・好きなタイミングで淹れたてのコーヒーを楽しんでみてはいかがでしょうか?