美味しいコーヒーを淹れるには、コーヒー豆や粉を正確に計量することは必要不可欠です。その時に必須となるアイテムが、コーヒー豆や粉専用で計量できるメジャースプーン。
しかし、コーヒースプーンと一口に言っても「ステンレス」「木製」「陶器」など素材も様々。見た目や形状だけでは違いがわからず、どれを購入したら良いか迷っている方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな方のために、おすすめのコーヒースプーンを15個ご紹介します。各素材ごとに、おしゃれなデザイン性・機能性に優れたおすすめを厳選してご紹介していきます。
また、「サイズ」「素材の特徴」「使いやすさ」など、コーヒースプーンの選び方についてもわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コーヒースプーンの容量
料理の際に使う軽量スプーンよりも、若干大きめに作られているコーヒースプーン。そのコーヒースプーンで粉を計量した場合、一杯何グラムかご存じでしょうか?
コーヒースプーンすりきり一杯の分量は、10グラム前後が平均です。これはコーヒー一杯分(約150cc~180cc)を抽出するのにピッタリの分量のためです。
しかし、コーヒースプーンによっては8g・10g・12gなど、それぞれ異なる目盛りが付いているものも販売されています。これはメーカーが扱うドリッパーや、コーヒー豆・粉の種類、焙煎方法によって、微妙に分量が異なるためです。
最近はドリッパーに付属されているコーヒースプーンもあります。コーヒースプーンを購入する際は、メーカーが推奨するコーヒー豆や、粉の分量を量れるスプーンを選ぶことをおすすめします。
コーヒースプーンの選び方
ここでは、「サイズ」「素材」「使いやすい」の3つから、どのようにコーヒースプーンを選んだら良いかを解説していきます。
サイズ
美味しいコーヒーを飲むためには、何グラム量れるスプーンなのか、1日に何杯飲むのかなどでサイズも重要になってきます。前述でお伝えした通り、コーヒー一杯分(約150cc~180cc)を抽出するのは、約10g前後のコーヒー粉が適量です。
そのため、コーヒースプーンを選ぶ時にサイズで迷った場合は、10gのコーヒー粉を量れるスプーンを買うと良いです。また、人によっては濃いめが好き、薄めが好きと味の好みも別れます。その時は、10gを基点にサイズを選ぶと良いでしょう。
■濃いめが好き⇨10g以上のスプーン
■薄めが好き⇨10g以下のスプーン
など、味の好みに合わせて分量をコントロールできるコーヒースプーンを選ぶと良いでしょう。家族や複数人で頻繁にコーヒーを飲む場合は、1日に何杯コーヒーを飲むのかを考えてサイズを選ぶと良いです。
素材
コーヒースプーンは、「ステンレス」「陶器」「木製」「銅製」「プラスチック」など様々な素材で製作されています。ここでは各素材の特徴を交えながら、どんな方におすすめかも解説していきます。
ステンレス
ステンレスはサビに強く、最近では食洗機に対応しているものも多く、お手入れもしやすい点が特徴です。
他の素材に比べると価格が若干高めですが、耐久性に優れているので、コーヒースプーンを長く使いたいという方に特におすすめです。
また、他の素材と比較しても多少の重量感はありますが、最近はコンパクトに作られているものが多いため、あまり気になりません。
陶器
あまりメジャーではない素材ですが、機能性だけでなくデザイン性にも優れており、陶器ならではのおしゃれなコーヒースプーン多いです。
有田焼など、日本で有名な陶磁器メーカーで焼かれたコーヒースプーンも販売されているので、シンプルかつおしゃれなデザインにこだわりたい方におすすめです。ただし、他の素材に比べると割れやすい素材のため、取り扱いに注意が必要です。
木製
かわいい見た目で、どこか温かみのある木製のコーヒースプーン。
天然木、無垢材など作られている材質により、微妙に色や雰囲気の違いがおしゃれ感を醸し出します。
自然のものなので1つ1つ木目が違い、更に使い続けていくと、見た目の味が変化する点も木製ならではの特徴です。モノによっては微妙にサイズが違うため、他の素材に比べると計量に多少の誤差が生じるので、使い方にもこだわれる楽しみがあります。
銅製
老舗の喫茶店やコーヒー好きの方に愛用者が多い銅製のコーヒースプーン。
レトロなデザインは、自宅にいながらも老舗のカフェにいるような本格的な雰囲気を醸し出します。
銅製は長く使うほど、変色し見た目の味わいが出てくる点も特徴です。そのため、本格的な雰囲気でコーヒーを淹れたいという方に最適です。銅製は錆びやすいため、お手入れを欠かさず行うことが必須の素材です。
プラスチック
コーヒースプーンで定番の素材です。素材の中でも非常に安価なため、気兼ねなく使用することができます。
また、コーヒー豆やドリッパーなどを買った際に、おまけでついてくることが多い素材です。シンプルなデザインのものが多いので、無駄のないコスパの良いコーヒースプーンを探している方におすすめです。
使いやすさ
コーヒースプーンには「目盛り付きのもの」「保存に適した柄のデザイン」など、使いやすい機能が施されています。
自分の味の好みや、コーヒー豆・粉の保存方法など自分のスタイルにあったコーヒースプーンを選ぶとより使いやすさを感じます。具体的にどんな機能があるのか解説していきます。
味の微調整が出来る”目盛り付き”
コーヒースプーンはメーカーによって、内側や外側に目盛りがついている製品があります。基本的に、大さじのすり切り一杯で使うことが多いコーヒースプーン。目盛り付きを購入することで、コーヒーの濃さや味を調整することが可能です。
浅煎りや深煎りなど、焙煎方法でもコーヒー粉が何グラム必要かも微妙に異なります。そのため、味の濃さはもちろん、焙煎によっても味にこだわりたい方には目盛り付きがあるとコーヒースプーンがより使いやすいと感じます。
保存に適した”柄のデザイン”
コーヒースプーンは、柄のデザインが“ロングタイプ”のものと、“ショートタイプ”ものがあります。これは、コーヒー豆や粉を保存している容器によって決めると、使いやすいものを選ぶことができます。
■深い容器または袋のまま保存→ロングタイプの柄
■小さめの容器またはキャニスターで保存→ショートタイプの柄
深い容器または袋のままの場合は、ロングタイプの柄を使うと袋の底にあるコーヒー粉を掬うこができます。小さめの容器またはキャニスターの場合は、ショートタイプのものを使うと、キャニスター等にスプーンを入れたままにできるのでなくす心配もありません。
また、ロングタイプのものは、柄の部分がクリップ上になっているものも販売されているため、袋保存でも密封でき、かつスプーンをすぐに使うことができるので非常に便利です。自分の保存方法に合わせて、コーヒースプーンを選ぶとより使いやすくなります。
“素材の特徴”も重視する
前述で素材について解説しましたが、使いやすさにも重点を置きたい場合は、素材の特徴にも注目すると良いです。
例えば、「おしゃれでお手入れのしやすさ」を重点にコーヒースプーンを探していたとします。そこで銅製を選んだ場合、銅製はレトロなデザインでおしゃれですが、錆びやすいためお手入れが欠かせません。
そのため、お手入れしやすいものを重視している方には、使いにくさを感じることがあります。この場合は、おしゃれで手入れがしやすい”ステンレス”を選ぶと良いです。
このように、自分が重視するポイントと素材の特徴を照らし合わせると、自分にとって使いやすいコーヒースプーンが自ずと見えてきます。
コーヒースプーンおすすめ15選
ここでは、おすすめのコーヒースプーンを全部で15個ご紹介します。
「ステンレス製」「陶器」「銅製」「木製」「プラスチック製」のメイン素材のモノはもちろん、それ以外の素材で製作されているコーヒースプーンもご紹介していますので、選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
ステンレス製
HARIO(ハリオ)【V60計量スプーン】
スタイリッシュで、おしゃれなデザインが魅力のステンレス製のコーヒースプーン。
柄が輪っか状で、コンパクトなショートタイプのスプーンなので、壁掛けにはもちろん、キャニスターなどの容器内での収納が可能と使い勝手も良いです。
壁掛けで置いておくと、スタイリッシュなデザインが際立つため、キッチンインテリアとしても人気を集めています。
コーヒー粉をすりきり1杯で12gが量れるので、「コーヒー一杯分が量れるスプーン」「どのコーヒースプーンにするか迷っている」という方に特におすすめです。また、HARIO(ハリオ)のV60計量スプーンは、ステンレス製だけでなく、銅製・陶器・木製と素材の種類も多いです。
素材 | ステンレス |
容量 | すりきりで12g |
製品サイズ | 幅9.6cm × 奥行5.3cm ×高さ3.5cm |
Arnest(アーネスト)【コーヒーメジャークリップフィクサー】
コーヒーの計量と袋を挟むクリップが一体になったコーヒーメジャースプーン。大手の飲食店でも愛用されている実績もあります。
コーヒー粉はすりきり1杯で8gの軽量が可能なので、少し薄めのコーヒーが好きな方に最適です。柄の部分がクリップになっているので、軽量後はコーヒー袋の口を折りたたみクリップで袋を留めておくことができます。
Arnest(アーネスト)製品は、金属加工で有名な新潟県燕市で作られている日本製で、ステンレス製の中でも耐久性は折り紙つき。食洗機で洗えるので、お手入れも簡単です。
「耐久性の良いステンレスのコーヒースプーンを探している」「コーヒー袋で粉を保存している」という方におすすめです。
素材 | ステンレス鋼 |
容量 | すりきりで8g |
製品サイズ | 幅14cm × 奥行4.5cm ×高さ2cm |
Kalita(カリタ)【TSUBAME&Kalita ブラストS 】
世界的にも高度な金属加工技術で知られる新潟県燕市で、職人が作りあげたステンレス製のコーヒースプーン。
マット加工が施されているため、ステンレス製であるのにも関わらず、シックなデザインがおしゃれと評判です。
コーヒー粉をすりきりで10g(コーヒー約一杯分)の計量が可能です。
また、キャニスター等に保存しているコーヒー豆や粉もすくいやすく、ドリッパーにも投入しやすいように設計されています。そのため、シンプルな見た目でありながらも、機能性は申し分ない点が特徴です。
ショートタイプに限らず、ロングタイプのスプーンも販売されているため、コーヒー豆や粉の保存容器や方法で、自分に合ったサイズを選ぶとより使いやすさが増します。「おしゃれなデザイン性と機能性を重視したコーヒースプーンを探している」という方におすすめです。
素材 | ステンレス(マット加工) |
容量 | すりきりで10g |
製品サイズ | 幅7.8cm × 奥行4.5cm ×高さ3.2cm |
青芳(Aoyoshi)【コーヒーメジャー】
コーヒー豆専用のコーヒースプーン。コーヒー豆の状態で一掬い10gの計量が可能です。
そのため、「コーヒー豆を自分で挽いてコーヒーを淹れる」という方におすすめです。
ステンレス18-8という高級ステンレスとも言われる材質なので、ステンレスの中でも耐久性が強くサビにくいという特徴があります。見た目はシンプルかつ高級感もあり、ロゴが入っていておしゃれとデザイン性も評価されています。
持ちやすい長さに設計されているので、扱いやすいのはもちろんですが、保存容器の中にも入れられるなど使い勝手も抜群です。(ある程度の長さはあるためサイズは要チェック)食洗機で洗えるため、お手入れも手間なく簡単です。
素材 | 18-8ステンレス |
容量 | すりきりで10g(コーヒー豆用) |
製品サイズ | 幅4.3cm × 奥行2.8cm ×高さ12.1cm |
GLOCAL STANDARD PRODUCTS 【ツバメコーヒーメジャースプーンMB】
金属加工で有名な新潟県燕市で制作された琺瑯(ホーロー)製のコーヒースプーン。
琺瑯(ホーロー)は、鉄やアルミニウムなどの金属材の表面に、ガラス質の釉薬を高温で焼きつけた素材です。
ホーロー製はにおいがつきにくい点が特徴で、香りが大事なコーヒー豆の風味が移る心配がありません。また、本来ホーロー製は若干重さがありますが、ツバメのコーヒースプーンはステンレス材で作られているので、軽くて扱いやすい点も特徴です。
コーヒー粉をすりきりで8g、山盛りで10gと、1つのコーヒースプーンで濃さを調整できる点も強みです。ツバメの可愛いロゴと、シックなデザインは他社のステンレス製にはない独特のおしゃれさがあります。
「ステンレス製で機能性・デザイン性に優れたコーヒースプーン」を探している方におすすめです。
素材 | ステンレス、琺瑯(ホーロー) |
容量 | すりきりで8g、山盛りで10g |
製品サイズ | 幅4.3cm × 奥行2.5cm ×高さ15.0cm |
陶器
Kalita(カリタ)【コーヒーメジャー 陶器製】
陶器製ならではのおしゃれなデザインで、ぽってりとしたフォルムは可愛らしさも演出するコーヒースプーンです。
色もブラック・パステルグリーン・ブラウンがあるので、キッチンやインテリアに合わせて選ぶと空間を華やかに彩ります。
すりきり1杯で10gのコーヒー粉が計量できます。持ち手が短く不便さを感じそうですが、コーヒー粉が掬いやすくドリッパーにも投入しやすいように設計されているので心配無用です。
また、コンパクトなサイズなので、キャニスターを始め小さめの容器でも入れたまま保存が可能です。食洗機に対応しているため、お手入れもしやすいですが、陶器なので他の食器と接触して割れないように注意する必要があります。
「陶器製のおしゃれなコーヒースプーンがほしい」「低価格でおしゃれなコーヒースプーンが良い」という方におすすめです。
素材 | 陶器製 |
容量 | すりきりで10g |
製品サイズ | 幅7.8cm × 奥行4.8cm ×高さ2.9cm |
HARIO(ハリオ) 【コーヒーメジャースプーン V60】
コーヒー製品で有名なHARIO(ハリオ)と、陶器で有名な有田焼がコラボしたコーヒースプーンです。
コーヒー粉すりきり1杯で12gを計量できます。そのため、「スタンダードな濃さのコーヒー」や「気持ち濃いめのコーヒーが好きな方」にピッタリです。
持ち手にあるHARIOのロゴや、有田焼の特有のシンプルなデザインはさりげないおしゃれさがあります。コンパクトに作られているため、キャニスター内に入れたまま保存することも可能です。食洗機に対応しているので、お手入れも手間なく簡単です。
また、同じ陶器でもこちらは磁器製です。手洗いした際は、水滴をふき取ってすぐに閉まえるメリットもあります。
素材 | 陶器(磁器製) |
容量 | すりきりで12g |
製品サイズ | 幅8.5cm × 奥行5.5cm ×高さ4.0cm |
銅製
Kalita(カリタ) 【銅製コーヒーメジャー】
製品名にメジャーとありますが、円形型で底が深い銅製のコーヒースプーンです。
コーヒー粉をすりきり1杯で10g軽量できます。柄が長いので、コーヒー粉を袋で保存している方にピッタリで、底にあるコーヒー粉も余すことなく掬えます。
柄の部分にアンティーク調のデザインが印字されているため、銅製ならではの輝きと合わさって、レトロかつ高級感あるデザインが魅力です。銅は使えば使い程、デザインに味が出てくるので、コーヒーという嗜好品を嗜むに方にはピッタリです。
こちらはamazonのみの限定品なので、コーヒーマニアとしては購入しておいて損はない製品です。
素材 | 銅 |
容量 | すりきりで10g |
製品サイズ | 長さ13.4cm ×高さ2.8cm |
Kalita(カリタ) 【コーヒーメジャー 銅製 typeA】
金属加工で有名な新潟県燕市にある企業とKalita(カリタ)がコラボした、銅製のコーヒースプーンです。
一つひとつが職人の手作業かつ、更に磨き上げられているため、銅製ならではの美しい輝きとレトロな雰囲気をより際立てています。
コーヒースプーンの裏側に、『Made in TSUBAME』の証であるロゴが印字されています。これはデザイン性や機能性など、製品の厳しい審査を通った証です。
コーヒー粉はすりきり1杯で10gを計量可能で、スタンダードなコーヒーの味を楽しみたい方にピッタリ。柄の長さも程良く、キャニスターや袋からも掬いやすく、容器内に保存できるなど機能性も確かです。
「銅製のコーヒースプーンで高品質なものにこだわりたい」という方におすすめです。
素材 | 銅 |
容量 | すりきりで10g |
製品サイズ | 幅5.0cm × 奥行3.3cm ×高さ12.5cm |
木製
KINTO(キントー) 【SCSコーヒーメジャースプーン】
“ハンドドリップで淹れたコーヒーをゆったりと味わう”というコンセプトの元生まれた、KINTO(キントー)のSLOW COFFEE STYLEシリーズのコーヒースプーン。
職人が一つひとつ丁寧に、木から削って作られているハンドメイド製品で、持ちやすさを重視して作られています。
チークの木目が温かさや落ち着いたフォルムをより演出し、インテリアとしても楽しむことができるおしゃれなデザインとなっています。使っているうちに木の深みが増していき、また違ったデザインになるのも人気の理由の1つ。
すりきり1杯で10gを計量する事が可能です。「木製のコーヒースプーンが欲しい」「コーヒーはゆったりとした雰囲気で淹れたい」という方におすすめです。
素材 | チーク |
容量 | すりきりで10g |
製品サイズ | 幅10.5cm × 奥行5.0cm ×高さ3.0cm |
TORCH(トーチ) 【コーヒーメジャーハウス】
木製は丸みを帯びたデザインが多いですが、コーヒーメジャーハウスは角ばったデザインの斬新なコーヒースプーンです。製品名の通り、立てて置いておくと家のような可愛らしいおしゃれなデザインが特徴です。
また、木製のキャニスターと併用して使用することで、木製の温かみやキッチンインテリアとしてもおしゃれ感を演出してくれること間違いなしです。
深煎りのコーヒー粉はすりきりで10g、浅煎りのコーヒーはすり切りで12gと、焙煎方法に沿った計量ができるのも強みです。コーヒースプーンでは珍しい自立タイプなので、キッチンに置いておくことで使いたい時にサッと使用できる利便性の良さも強みです。
「焙煎方法沿って計量がしたい」「木製でおしゃれで利便性の良いスプーンが欲しい」という方におすすめです。
素材 | 天然木(ウォルナット、ビーチ) |
容量 | 深煎り粉すりきりで10g、浅煎り粉すりきりで12g |
製品サイズ | 幅4.0cm × 奥行4.0cm ×高さ12.5cm |
プラスチック製
Iuosh 【プラスチックスプーン】
プラチック製は割れやすく、長期的に使用できるものが少ないのが難点。しかし、Iuoshのコーヒースプーンは厚みがあるため長く使用することが可能です。
すりきり1杯で7gの計量が可能で、短めに作られているためキャニスターや容器内に入れておくことも可能です。コーヒー粉を掬ったあとは、手で簡単にサッとふき取れる上に、食洗機にも対応しているので手入れも簡単です。
他の素材と比較すると、特化したおしゃれ感や機能性は正直ありません。しかし、それ故にシンプルで、コーヒー粉を掬うだけで良いという場合は非常に重宝します。
素材 | PPプラスチック |
容量 | すりきりで7g |
製品サイズ | 幅3.8cm × 高さ9.5cm |
OXO(オクソー) 【コーヒースクープクリア】
OXO(オクソー)のポップコンテナの裏側に収納が可能なので、合わせると使いやすいプラスチック製(AS樹脂)のコーヒースプーンです。
手にフィットするように作られているので、扱いやすいのも特徴です。サイズもコンパクトなので、OXO(オクソー)製品にとどまらず、キャニスターや他の容器内に入れておくことも可能です。
装飾などはありませんが、クリアでシンプルなデザインのためシンプルイズベストの名にふさわしいコーヒースプーンとも言えます。
「OXO(オクソー)製品を使っている」「装飾不要で、コンパクトかつシンプルなコーヒースプーンが良い」という方におすすめです。
計量が「何グラム」ではなく「ml」のため、購入の際は単位に注目しましょう。何杯分のコーヒーが抽出できるのか、調べておくことをおすすめします。
素材 | AS樹脂(プラスチック) |
容量 | 30ml(約大さじ2杯分) |
製品サイズ | 幅9.53cm × 幅4.06cm × 高さ2.54cm |
その他の素材
ここでは、「ステンレス」「木製」「陶器」「銅製」「プラスチック」に属さない素材で作られているコーヒースプーンをご紹介します。
Kalita(カリタ) 【メジャーカップホビー】
さりげないおしゃれなデザインで、どこかポップで可愛らしさを感じるメラミン素材のコーヒースプーンです。
色味も、レッド・アーミーグリーン・スモーキーブルーの3色から選べるので、キッチンやお部屋に合わせて購入する事が可能です。
すりきり1杯で10gの計量が可能です。非常に軽くて丈夫なため、扱いやすいのもポイントです。柄の部分も長すぎず、短すぎずと丁度良い長さのため、しっかり手に馴染む点も強みです。
「ポップなデザインのスプーンがほしい」「軽くて使いやすいスプーンを探している」という方におすすめです。
素材 | メラミン樹脂 |
容量 | すりきりで10g |
製品サイズ | 幅12.3cm × 奥行5.6cm ×高さ2.8cm |
アネスティカンパニー 【珪藻土コーヒーメジャー】
水分を吸うという特徴から、近年様々なインテリアで使用されている「珪藻土」で作られたコーヒースプーン。
コーヒーは、光や湿気などで劣化するデリケートな食品でもあり、キャニスター等に入れていても湿気から守ることは必須です。
そのため、この珪藻土で作られたコーヒースプーンをキャニスター内に入れておくと、容器内の湿気を吸収し、コーヒー豆の劣化を防いでくれます。
調湿が弱くなった際は、電子レンジで乾燥させれば機能が回復します。丸みを帯びたデザイン性で見た目も可愛らしく、インテリアとしても遜色ありません。デザイン性・機能性・コーヒーの質も守る、一石三鳥のコーヒースプーンです。
「コーヒースプーンとしての機能はもちろん、コーヒーの質を維持したい」という方におすすめです。
計量が「何グラム」ではなく「ml(ミリリットル)」なので、購入の際は単位に注目しましょう。何mlが何杯分になるのか、調べておくことをおすすめします。
素材 | 珪藻土 |
容量 | 30ml(約大さじ2杯分) |
製品サイズ | 幅8.0cm × 奥行5.0cm ×高さ2.8cm |
おしゃれなコーヒースプーンを選んでみては
今回は、おすすめのコーヒースプーンを全部で15個ご紹介しました。
素材やサイズ、おしゃれなデザインなどバリエーションが豊富なコーヒースプーン。自分好みの濃さや美味しいコーヒーを淹れるには必要不可欠なアイテムです。素材の特徴も踏まえ、普段から購入しているコーヒー豆や保存の方法から選ぶと、自分にとって使いやすいコーヒースプーンを選ぶことができます。
また、キッチンやお部屋のインテリアに合わせて、コーヒースプーンのデザイン選ぶと、おしゃれな空間も演出してくれます。ぜひ、この記事を参考に機能性・デザイン性ともに優れ、自分に合ったコーヒースプーンを見つけてみてはいかがでしょうか?