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カフェインレスコーヒーを徹底解説!作り方や美味しいと評判の商品も紹介

健康ブームや脱カフェイン生活で注目を集めているカフェインレスコーヒー。人気を集め、いまではカフェやスーパーでも手軽に買えるようになってきています。

しかし、以下のような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?

  • カフェインレスコーヒーはカフェインがまったく入っていないの?
  • カフェインレスコーヒーを飲むとどんな効果があるの?
  • 美味しいカフェインレスコーヒーが知りたい

そんな方のためにこの記事では、カフェインレスコーヒーとは?の基礎知識を始め、飲むことで得られる効果やメリットデメリット作り方(製法)について解説していきます。

おすすめのカフェインレスコーヒーを12商品紹介していますので、カフェインレスコーヒーの理解を深め、購入したいと思った方はぜひ参考にしてみてくださいね。

カフェインレスコーヒーとは?基礎知識を深めよう


ここでは、カフェインレスコーヒーの基礎知識とよくある疑問を5つ解説していきます。

カフェインレスコーヒーとは?

カフェインレスとは、含まれているカフェインの量が少ないコーヒー(カフェイン含有量が10%以下)のことをいいます。

最近ではカフェインを97%や99%カットしたカフェインレスコーヒーの商品が数多く販売されています。

よく「カフェインレスコーヒーってカフェインは含まれているの?」と疑問を抱えている方は多いですが、微量に含まれているので飲み過ぎには注意しましょう。

デカフェとの違い

デカフェ

「デカフェ」と「カフェインレスコーヒー」は同じと表現されることがありますが、実は微妙に異なります。

カフェインレスは”カフェインの含有量が少ないコーヒー”のことを指しますが、デカフェは「本来カフェインを含んでいる飲料・食材からカフェインを少なく取り除いたもの」をいいます。

“カフェインの含有量が少ない”という点では同じですが、もともとのカフェインの含有量が少ないものから作ったのか(カフェインレス)、カフェインのある食材から少なくなるように除去したものなのか(デカフェ)で、製法が異なることを覚えておくと良いでしょう。

ちなみにデカフェは英語の「decaffeinated」からきており、略語にすると「decaf(カフェインを除去した)」という意味があります。

ノンカフェインとの違い

ノンカフェインは、その名の通り「カフェインを”まったく含まない”」飲み物のことを指します。馴染み深い飲み物だと麦茶やハーブティーが該当します。

カフェインレスは微量にカフェインが含まれた飲み物を指しますが、ノンカフェインはカフェインがゼロの飲み物を指すので、カフェインの含有量に違いがあります。

近年の加工技術を以てしても、カフェインを完全にゼロにすることは難しいのが現実です。そのため、もともとカフェインが含まれていない食物・食材をコーヒー風に加工して、ノンカフェインコーヒーが作られています。

主にノンカフェインコーヒーとして販売されているのは、コーヒーと似た味わいのあるたんぽぽの根を焙煎した「たんぽぽコーヒー」や、有機穀物をブレンドしてコーヒー風に仕上げた「穀物コーヒー」です。

ノンカフェインが飲みたいという方は、購入して味を確認してみると良いでしょう。

妊娠中・授乳中でも飲んでもいい?

結論、”適正な摂取量であれば”妊娠中・授乳中でもカフェインレスコーヒーを飲んで良いと思われます。

妊婦さんや授乳中の方がカフェインを”過剰に摂取”すると、お腹にいる赤ちゃんの成長に影響が出たり、母乳にカフェインが含まれ赤ちゃんが眠れなくなることがあります。

そのため、世界保健機関(WHO)は「妊娠中・授乳中の方はコーヒーの摂取量を一日3~4杯まで」と設定しています。
参考元:『厚生労働省』食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A

一日3~4杯以内の適正な摂取量を守れば、赤ちゃんに与える影響は少ないので飲んでも問題ありません。

ちなみにこれは、通常のコーヒーのカフェイン量をベースに示した見解のため、カフェインの含有量が少ないカフェインレスコーヒーであれば、妊娠中・授乳中の方でも安心して飲めるといえるでしょう。

しかし、いくら摂取量が設定されているとはいえ、どうしてもカフェインの量が気になる方はノンカフェインの選択をおすすめします。

カフェインレスを飲んでも意味がないといわれる理由は?

カフェインレスコーヒーを飲んでもあまり意味がないと聞くことがあります。
これは以下が要因となっている可能性があります。

  • 目を覚ますためにコーヒーを飲むのに、カフェインが少ないコーヒーを飲んでも意味がないのでは…
  • 通常のコーヒーとカフェインレスの違いがほぼなく、カフェインが少ないかわからないから など

コーヒーを飲む目的が人によって異なるため、カフェインが含まれているコーヒーならではの効果を求める方には飲んでも意味がないと感じることがあると思われます。

また、発売当初は美味しくないといわれていたカフェインレスコーヒーも、いまでは通常のコーヒーと変わらない味や香りになってきています。
そのため、違いがわからずなんとなく意味がないといっている方もいると思われます。

カフェインレスはカフェインの含有量が少ないコーヒーのため、カフェイン量を気にしている方は飲む意味があるといえるでしょう。

 

カフェインレスコーヒーの効果

カフェインレスコーヒーを飲むことで得られる効果を3つ紹介していきます。

カフェインレスコーヒーは通常のコーヒーからカフェインを取り除いただけなので、ポリフェノールの1種「クロロゲン酸」は残っています。

このクロロゲン酸が身体に良い効果をもたらしてくれます。

リラックス効果

カフェインレスコーヒーに残っているクロロゲン酸は、神経系への酸化ストレスを軽減する効果があり、リラックス感を高めることができます。

また、カフェインが少ないことで交感神経の興奮が軽減され、副交感神経が優位になりやすくなります。

これにより心拍数が安定し、身体全体がリラックスモードに切り替わりやすくなり、ストレスの軽減や心身のリフレッシュ効果も期待できます。

アンチエイジング効果

アンチエイジング・美肌

カフェインレスコーヒーに含まれるクロロゲン酸は抗酸化作用があり、体内の活性酸素を中和する効果があります。

活性酸素は細胞組織にダメージを与えるため、老化の要因といわれています。

カフェインレスコーヒーに含まれるクロロゲン酸が活性酸素を中和することで、細胞の老化を遅らせ、肌のハリや弾力を保つ効果が期待できます。

さらに、クロロゲン酸には糖の吸収を抑制する効果もあります。

この効果により、血糖値の急激な上昇を防ぎ、糖化ストレスからくるシワやシミの形成を抑え、肌の若々しさを維持する効果も期待できます。

脂肪燃焼効果

カフェインレスコーヒーに含まれるクロロゲン酸は脂肪酸合成を抑制し、脂肪の蓄積を防ぐ効果が期待できます。

そのため、カフェインレスコーヒーの摂取は脂肪の過剰な蓄積を防ぎ、体重管理やダイエットをサポートします。

また、カフェインがないことで交感神経の刺激が軽減され、ストレスホルモンの分泌が抑制されることがあります。

ストレスホルモンの過剰な分泌は脂肪蓄積を促進する要因となります。
そのため、カフェインレスコーヒーを飲むことでクロロゲン酸がストレスの軽減に働きかけ、脂肪燃焼をサポートする可能性があります。

カフェインレスコーヒーを飲むメリット


カフェインレスコーヒーを飲むメリットを2つ解説していきます。

夜寝る前に飲むことができる

カフェインレスコーヒーは含まれているカフェインが限りなく少ないため、夜寝る前に飲むことができるという大きなメリットがあります。

通常のコーヒーはカフェインが含まれるため、中枢神経系を刺激し、覚醒作用を引き起こし眠れなくなってしまいます。

しかし、カフェインレスコーヒーならカフェインの含有量が少ないため、覚醒効果を引き起こす可能性が少なくなります。

また、リラックス効果は残したままなので、安眠をサポートし、夜更かしや寝つきの悩みを軽減することが期待できます。

夜寝る前にコーヒーを飲んで一息入れる方には、より大きなメリットといえるでしょう。

利尿作用が抑えられる

カフェインレスコーヒーは利尿作用が抑えられるという点もメリットです。

通常のコーヒーはカフェインによって引き起こされる利尿作用があり、摂取後は尿意が頻繁に起こりやすく脱水症状もおきやすくなります。

しかし、カフェインレスコーヒーはカフェインが少ないため、利尿作用が軽減され、飲んだ後も水分補給がスムーズに行えます。

これにより喉の渇きや口の渇きを感じにくく、脱水症状の心配が少なくなります。

また、飲んだあとのお手洗いの頻度も通常のコーヒーを飲むよりも減少します。

カフェインレスコーヒーを飲むデメリット


良い効果、メリットもあるカフェインレスコーヒーですが、もちろんデメリットもあります。

ここではカフェインレスコーヒーを飲むデメリットを2つ解説していきます。

カフェインのメリットを受けにくい

カフェインレスコーヒーを飲む際のデメリットの一つ目は、カフェインによるメリットを受けにくいことです。

通常、カフェインは中枢神経系への刺激をもたらし、眠気覚ましや集中力の向上などの効果が期待されます。

しかし、カフェインレスコーヒーはカフェインの含有量が少ないため、眠気覚ましや集中力向上などの効果が期待できません。

そのため、朝や仕事の合間など、目覚めや集中力を必要とするシーンでカフェインレスコーヒーを飲んでも物足りなさを感じることがあります。カフェインが必要な時には、代替物としてカフェインレスコーヒーを選ぶのは不十分といえるでしょう。

味が物足りないと感じる

もう一つのデメリットは、人によってはカフェインレスコーヒーの味が物足りないと感じることです。

通常のコーヒーには、カフェインがあるからこそコーヒーの苦味やコクを感じることができます。

しかし、カフェインレスコーヒーはカフェインが大幅に除去されているため、本来の味や香りを感じにくくなります。そのため、本格的なコーヒーの味や香りを好む方にとっては、味の面で物足りなさを感じることがあります。

この味覚の違いは主観的なもので、それぞれの好みによって異なります。

通常のコーヒーを飲み慣れている方にとっては違和感を抱くことの方が多いといえるでしょう。

カフェインレスコーヒーの作り方(製造方法)


カフェインレスコーヒーの作り方(製造方法)について解説していきます。

カフェインレスコーヒーがどのように作られているのか、知るきっかけになれば幸いです。

水抽出法

カフェインレスコーヒーを作るための一つの方法は「水抽出法」です。

水を使った安全性の高い方法で、熱水を使って生豆からカフェインを抽出します。

具体的には生豆を水に浸し、豆からカフェインを取り除くフローを繰り返します。

水温や浸漬時間を調整することで、コーヒーの風味や香りを損なわずにカフェインを取り除くのが水抽出法です。

水抽出法には「ウォータープロセス製法」という作り方もあります。カフェインを取り除いたコーヒー成分で満たされた水の中に、コーヒーの生豆を浸し乾燥させる作り方です。

「水抽出法」は”水”でカフェインを取り除くのに対し「ウォータープロセス製法」は”カフェインを取り除いたコーヒー成分の水”で味をつけるという違いがあります。

超臨界二酸化炭素法

「超臨界二酸化炭素法」は、簡単にいうと二酸化炭素を使ってカフェインを取り除く方法です。

ちなみに超臨界とは、”液体の溶解性と気体の拡散性の両方を兼ね備える物質”のことをいいます。

この超臨界状態の二酸化炭素を豆の内部にまで通すことで、カフェインを除去します。

コーヒー豆の本来の味や成分にほとんど影響を与えないことも、この製法の大きなメリットでもあります。

近年、超臨界二酸化炭素法が安全性も高く短時間でカフェインを抽出できるので、日本でも取り入れられてきています。

しかし、専門的かつ特殊な設備が必要になりコストもかかるため、この作り方によるカフェインレスコーヒーの流通は多くありません。

有機溶媒抽出法

カフェインを取り除く方法として、最初に考案されたのが「有機溶媒抽出法」です。

生豆を有機溶媒(エチルアセテートやメチレンクロライドなど)に浸してカフェインを抽出したあと、有機溶媒を取り除き、豆を水洗いして残留物を除去します。

製造フローが適切に行われれば安全性は確保されますが、カフェインだけでなくコーヒーの成分を取り除いてしまうため、味や香りが損なわれてしまう点が、この作り方の大きなデメリットです。

また、有機溶媒は身体にまったく害がないとはいえません。

そのため万が一のことなどを考え、日本ではこの方法でカフェインを取り除くことを禁止されており、輸入の際も厳しくチェックしています。

カフェインレスコーヒーは自宅で自作することが不可能なため、カフェインレスの商品を購入する以外で手に入れる方法がないのが現実です。

美味しいと評判!おすすめのカフェインレスコーヒー12選


美味しいと評判のおすすめのカフェインレスコーヒーを「豆・粉」「ドリップパック」「インスタント」「ペットボトル」にわけて、全部で〇商品紹介していきます。

豆・粉タイプ

豆・粉タイプでおすすめのカフェインレスコーヒーを4商品紹介していきます。

【TOKYO COFFEE】カフェインレスコーヒー 人気エチオピア モカ

カフェインレス コーヒー豆 Decaf Coffee エチオピア モカ by TOKYO COFFEE

出典:amazon

新鮮で身体に優しいオーガニックのコーヒー豆を販売する「TOKYO COFFEE」

ちなみにオーガニックコーヒーとは、有機農法に基づいて化学肥料や農薬を使用せず育てて栽培されたコーヒーのことです。

カフェインレスの「エチオピア モカ」は評判も良く、amazon評価では☆4以上を獲得しています。タークチョコレート、レッドワイン、ストロベリーのような味わいと、しっかりとしたコクを楽しむことができます。

オーガニック+カフェインレスなので、より健康を重視したい方におすすめのコーヒー豆といえるでしょう。

価格 2,330円(税込)※amazon参考
内容量 200g
カフェイン除去率 90.0%以上

 

【サザコーヒー】カフェインフリーコーヒー 豆

サザコーヒーカフェインフリーコーヒー 豆

出典:amazon

コロンビアに自社珈琲農場を持ち、世界各国から良質なコーヒー豆を仕入れている「サザコーヒー」

コーヒー豆の味や品質を守るために、ダメージを与えない水抽出法で99.9%のカフェインを除去しています。味もカフェインレスなのに、コーヒー豆本来の甘みとコクを感じると評判を集めています。

保存袋も酸素・光・湿度から守る素材で作られているので、品質を守ることはもちろん、いつでも鮮度の高いカフェインレスコーヒーが楽しめます。

価格 1,600円(税込)※amazon参考
内容量 200g
カフェイン除去率 99.9%
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サザコーヒー
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【ウインドファーム】オーガニック カフェインレス コーヒー 豆

ウインドファーム オーガニック カフェインレス コーヒー豆

出典:amazon

無農薬・有機栽培のコーヒー、紅茶を販売する専門店「ウインドファーム」

カフェインレスコーヒーの豆も、化学薬品を使わない有機栽培されたものを販売しています。

カフェインの除去にはメキシコの天然水を使用し、コーヒー豆の品質を損なわない「マウンテン・ウォーター製法」のため、コーヒー本来の味わいと香りを残したマイルドな口当たりを楽しめます。

ホットとアイス、どちらでも美味しく飲めるカフェインレスコーヒーなので、通年コーヒーを飲む方におすすめです。

価格 2,980円(税込)※amazon参考
内容量 200g
カフェイン除去率 90.0%以上

 

【無印良品】オーガニックコーヒー カフェインレス

無印良品 オーガニックコーヒー カフェインレス粉

出典:amazon

家具・インテリア・生活用品で人気の「無印良品」が販売するカフェインレスコーヒー。

すでにコーヒー豆が挽いてある「粉タイプ」なので、カフェインレスコーヒーを飲みたいときにサッと手間をかけずに準備ができます。

味は深煎りならではの深いコクと、ホンジュラスの甘い香りとさわやかな酸味を楽しめます。口あたりの良い飲みやすいコーヒーが好きな方にぴったりです。

400gのお徳用なので、コスパ良くカフェインレスコーヒーを楽しみたい方におすすめです。開封後は鮮度が落ちていくため、早めに飲むと良いでしょう。

価格 1,970円(税込)※amazon参考
内容量 400g
カフェイン除去率 97.0%

 

 

ドリップタイプ

ドリップタイプでおすすめのカフェインレスコーヒーを3商品紹介していきます。

【モンカフェ】カフェイン レス コーヒー

モンカフェ カフェイン レス コーヒー

出典:amazon

“究極のセルフカフェ”をコンセプトに片岡物産がコーヒーを製造・販売する「モンカフェ」のドリップタイプのカフェインレスコーヒー。

ドリッパーと同じ形状をした”ドリップ型”なので、ハンドドリップで淹れたような美味しいコーヒーを楽しめます。

カフェインレスですが、コーヒー本来の豊かな香りと深いコクを味わえるので、ドリップタイプのカフェインレスで高評判です。

ブラックではもちろん、ミルク・豆乳とも相性がぴったりなので、味を変えて毎日コーヒーを飲む方にぴったりです。また、コーヒーの深いコクが甘いお菓子との相性も良いので、お菓子と一緒にコーヒーを飲む方にもおすすめです。

価格 1,839円(税込)※amazon参考
内容量 10p×3箱
カフェイン除去率 97.0%
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モンカフェ
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【UCC】おいしいカフェインレスコーヒー

お・い・し・いカフェインレス UCC おいしいカフェインレスコーヒー ドリップコーヒー

出典:amazon

コーヒーマシンや缶コーヒー、上島珈琲などコーヒー製品で知られる「UCC」

コーヒーを長年販売してきた実績からカフェインレスコーヒーも販売しています。

ドリップタイプで手軽に淹れられますが、コーヒー本来のコクと香りを楽しめると人気を集めています。また、パッケージも可愛らしいデザインなので、ギフトやプレゼントにもぴったりです。

”たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2022 カフェインレスコーヒー部門”で第1位を獲得しており、妊娠中・授乳中の方からは特に人気を集めています。そのため、妊娠中・授乳中の方におすすめのコーヒーといえるでしょう。

価格 2,483円(税込)※amazon参考
内容量 50p
カフェイン除去率 90.0%以上

 

スターバックス【オリガミ ディカフェ ハウスブレンド】

スターバックス オリガミ パーソナルドリップ コーヒー

出典:amazon

カフェの分野で根強い人気を集めている「スタバ」のカフェインレスコーヒー。

スタバのオリガミシリーズは、”香り豊かなコーヒーを一杯ずつ特別な器具なしでいれられる”をコンセプトに作られており、その手軽さと美味しさからすぐに売切れになってしまうほど。

ハウスブレンドはコーヒーの風味をしっかりと残したカフェインレスコーヒーで、ナッツとココアのようなかすかな甘みと、程よい酸味とコクを楽しめます。ナッツやリンゴ、バナナなどの食べ物とも合うので、朝食や間食時にコーヒーを飲みたい方にもぴったりです。

価格 1,358円(税込)※amazon参考
内容量 4袋×2箱 
カフェイン除去率 90.0%以上

 

 

インスタントタイプ

インスタントタイプでおすすめのカフェインレスコーヒーを2商品紹介していきます。

【マウントハーゲン】オーガニック フェアトレード

マウント ハーゲン オーガニック フェアトレード カフェインレス インスタントコーヒー

出典:amazon

オーガニックコーヒーのリーディングカンパニーとして、ヨーロッパを中心に評判を集めている「マウントハーゲン」

商品名にある通りオーガニックコーヒーのため、化学肥料などの薬品を使用せず、コーヒー豆に適した気候と土壌で育てられています。

カフェインレスコーヒーですが、苦味・酸味のバランスが良く、通常のコーヒーと変わらないと評判で、インスタントタイプのカフェインレスコーヒーといえば必ず名前があがるほどです。

インスタントタイプで手軽にカフェインレスコーヒーを淹れたいけど、本格的な味を求める方におすすめです。

価格 814円(税込)※amazon参考
内容量 4袋×2箱 
カフェイン除去率 99.7%

 

【カルディ】オリジナル コーヒースティックデカフェ

KALDI オリジナル コーヒースティックデカフェ

出典:amazon

コーヒーと輸入商品で話題のワンダーショップ「カルディ」のカフェインレスコーヒーです。

インスタントかつスティックタイプなので、手軽にコーヒーを淹れられるだけでなく、職場や外への持ち運びにも便利です。

砂糖とミルク入りと甘めのコーヒーになっているので、甘めのカフェインレスコーヒーが好きという方におすすめです。

価格 1,690円(税込)※amazon参考
内容量 98g×7本 
カフェイン除去率 97.0%

 

ボトルタイプ

ボトルタイプでおすすめのカフェインレスコーヒーを3商品紹介していきます。

【ネスカフェ】ゴールドブレンド ボトルコーヒー カフェインレス

ネスカフェ ゴールドブレンド ボトルコーヒー カフェインレス

出典:amazon

コーヒーマシンやコーヒー製品といえば、知らない方は少ない「ネスカフェ」が販売するボトルタイプのカフェインレスコーヒー。

水出しコーヒーを5%程度使用し、澄んだコクとすっきりした味わいを楽しめます。

その企業努力もあり、amazonの口コミでは「香りが良くて美味しい」「飲みやすい」などと高評価を集めています。

ブラックで飲むことはもちろん、ミルク・豆乳・砂糖との相性も良いのでコーヒーを味変させて楽しみたい方におすすめです。

価格 3,144円(税込)※amazon参考
内容量 720ml×4本 
カフェイン除去率 97.0%

 

【UCC】ホーマー カフェインレスコーヒー

UCC ホーマー カフェインレスコーヒー

出典:amazon

ドリップポットマシン、上島珈琲で人気を集めている「UCC」のカフェインレスコーヒー。

ホーマーは本来業務用で販売されていましたが、家庭用に大手通販サイトで購入できるようになりました。カフェインレスですが、コーヒー本来のコクと苦味、スッキリとした後味を楽しめます。

光を遮断する紙ボトルタイプなので、冷暗所にしっかりと保存しておけば鮮度もある程度維持できるのもポイントです。

ブラックではもちろん、カフェオレにも使用できます。甘めのコーヒーを楽しみたい方や、ミルクコーヒーのまろやかな口あたりを味わいたい方にもぴったりです。

価格 3,144円(税込)※amazon参考
内容量 720ml×4本 
カフェイン除去率 97.0%
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ホーマー
¥4,083 (2024/04/27 15:59:17時点 Amazon調べ-詳細)

 

【サントリー】ボス カフェベース 贅沢カフェインレス

サントリー ボス カフェベース 贅沢カフェインレス

出典:amazon

「サントリー」は飲料メーカーとして有名で、その中でも缶コーヒーで人気を集める”ボス”シリーズにはカフェインレスコーヒーも販売されています。

水やミルクで割る濃縮タイプなので、夏に冷たいコーヒーやカフェオレを飲みたい方にはもちろん、冬場はお湯やホットミルクを使用して楽しむことができます。

割合はボスカフェベース1に対し、水またはミルク4がおすすめされていますが、自分が好きな濃さに調整できるのもポイントです。

価格 3,541円(税込)※amazon参考
内容量 340ml×2本 
カフェイン除去率 90.0%

 

 

美味しいカフェインレスコーヒーの淹れ方


カフェインレスコーヒーを美味しく淹れるためには、ドリップコーヒーの基本的な手順を踏まえながら、豆を挽くタイミング、お湯の温度に注意を払うことが重要です。

ここでは、コーヒー豆を使った美味しいカフェインレスコーヒーの淹れ方をポイントも含め紹介します。

準備するもの

  • カフェインレスコーヒー豆:10g
  • 水:160ml
  • コーヒーミル
  • フィルター
  • ドリッパー
  • ケトル(可能であれば細口)
  • コーヒーサーバー
  • 温度計

今回はコーヒー一人分の分量を記載しています。二人分入れるなら「コーヒー豆:20g、水:320ml」、三人分なら「コーヒー豆:30g、水:480ml」を準備しましょう。

コーヒー1に対し、水は16の比率で用意するとより美味しく入れられます。

淹れ方

STEP1:コーヒー豆を挽く

まずはコーヒー豆10gをコーヒーミルで挽きます。コーヒー豆はできるだけ淹れる直前に挽くと風味が良くなります。

STEP2:ペーパーフィルターをセットする

ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、コーヒーサーバーの上にのせます。
※ドリッパーがペーパーレスの場合は、フィルターの準備は不要です。

STEP3:お湯を沸かして器具を温める

水を160mlよりも多めにいれてお湯を沸かします。水が沸騰したら、まずはドリッパーやコーヒーサーバーに湯通しをして器具を温めます。

器具を温めておくことで、コーヒーの温度を一定に保てるため、美味しいコーヒーを入れることができます。

STEP4:挽いたコーヒー粉をセットして少量のお湯を注ぎ蒸らす

コーヒー粉をフィルター内に入れて、少量のお湯を注ぎ約20~30秒ほどおいてコーヒー粉を蒸らします。

このとき、キッチンタイマーなどで時間を計ると便利です。

コーヒーを蒸らすことで、コーヒー粉に含まれる炭酸ガスが抽出され、お湯とコーヒー粉が馴染みやすくなります。

STEP5:残りのお湯を注ぐ

蒸らしが終わったら、残りのお湯を「の」の字を描きながらゆっくりと注いでいきます。

このとき、お湯の温度は約90~95℃が理想的なので、温度計で測りながら注ぐと良いでしょう。

お湯の温度を約90~95℃前後で注ぐことで、コーヒーの苦味・酸味・甘みをバランス良く抽出できます。

STEP6:完成

お湯を注ぎ終わり、ペーパーフィルター&ドリッパーからコーヒー液がポタポタと滴り落ちるようになったら完成です。

コーヒーはお茶と違い、お湯が落ち切るまで待ってしまうと、雑味や苦味の原因になるので注意しましょう。

コーヒーは約2分30秒~3分が抽出の理想時間です。

短すぎてもコーヒーがうまく抽出されず、逆に長すぎると濃く雑味の多いコーヒーが抽出されてしまうので、抽出はなるべく理想時間内で終えることをおすすめします。

カフェインレスで健康的な生活を送りながらコーヒーを楽しもう


今回はカフェインレスコーヒーとは?の基礎知識を始め、飲むと得られる効果やメリット・デメリット、作り方(製造方法)、おすすめの商品、淹れ方まで幅広く紹介しました。

カフェインレスコーヒーはカフェインの含有量が少ないコーヒーのことをいいます。

カフェインが微量に含まれているので、ノンカフェインと勘違いしている方、脱カフェイン生活をしている方は注意が必要です。

1日の適正量を守れば妊娠中・授乳中の方でも摂取して問題ないでしょう。

カフェインレスコーヒーはカフェインの含有量が少なくても、リラックス効果などはそのまま残っています。ぜひカフェインレスコーヒーを飲んで一息入れつつ、健康的な生活を送ってみてはいかがでしょうか。

 

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