注目の記事 PICK UP!

【値段別】おすすめのサイフォンコーヒー6選!おしゃれなものから全自動まで

コーヒー豆本来の豊かな風味を楽しめる「サイフォンコーヒー」。

長期化するコロナ禍により自宅で過ごすことが多くなり、喫茶店やカフェで飲んでいたサイフォン式コーヒーを自宅で淹れたいと考えている方もいると思います。

しかし、サイフォンコーヒー器具は熱源の種類は多いものの、見た目に大きな違いがなくこんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

  • サイフォンコーヒーの器具がほしいけど値段だけで決めていいの?
  • サイフォンコーヒーは値段の幅があるけど違いはあるの?

今回はそんな方のために、値段別におすすめのサイフォンコーヒー器具を6つ紹介していきます。

サイフォン式コーヒーは値段で選んで良いのか?の問いにも答えるとともに、選び方では値段についても解説していますので、器具を買う際の参考にしてみてくださいね。

※サイフォン式コーヒーの基礎知識や仕組み、淹れ方については下記記事で紹介しています

《初心者必見》サイフォンコーヒーについて徹底解説!特徴や淹れ方も

 

 

サイフォンコーヒー器具は値段で決めていい?


結論から申し上げますと「自宅でサイフォンコーヒーを淹れることができればOK」「まずは試しに使いたい」ということであれば、安価な値段(予算)で決めて良いでしょう。

しかし、下記のように「ライフスタイル」や「サイフォン式コーヒーの淹れ方にこだわりたい」という場合は、機能で決めると購入後に失敗しにくくなります。

  • 熱源はハロゲン(ビームヒーター)が良い
  • 家族で飲みたいから容量が多いもの
  • コーヒーを淹れる雰囲気も楽しみたいから器具のデザインも重視する など

アルコールランプタイプのシンプルなサイフォン式コーヒー器具の相場は5,000円前後ですが、おしゃれなサイフォン器具や熱源によっては10,000円以上することがほとんどです。

値段が安いから機能性が悪い、値段が高いから機能性が良いということではないですが、サイフォンコーヒーを使う上で何を重視するかを考えて選ぶと良いでしょう。

 

 

【値段も記載】サイフォンコーヒー器具を選ぶときのチェックポイント


サイフォン式のコーヒーメーカー選びで失敗しないために、選ぶ時にチェックすべきポイントを4つ紹介していきます。

熱源

サイフォン式コーヒーメーカーの熱源は大きくわけると、「アルコールランプ式」「電気式」「ガストーチ式」「ハロゲン式」の4種類です。

熱源の種類によって安全性や利便性、値段が変わってきますので、選ぶ時は熱源をチェックしましょう。

ここでは、それぞれの熱源の特徴と値段を解説していきます。

アルコールランプ式

サイフォンコーヒーの熱源で定番なのが手軽に使うことができる「アルコールランプ式」。最近はサイフォンコーヒー器具のセットを購入すると付属されていることが多いです。

販売されている種類も多い上に、燃料用のアルコールや紐などはドラッグストアで手軽に購入することができます。

そのため、セットで購入したアルコールランプが破損しても代用品が手に入りやすいメリットもあります。一方で風に弱いため、自宅で使用する場合はエアコンの風を避ける必要があります。

基本的には、サイフォン器具セットの購入時に付属されていれば値段を意識する必要はありません。しかし、付属されていなくて別で購入する場合でも1,000円~2,000円程度と安いです。

  • サイフォンコーヒー器具を初めて使う
  • 値段を安く抑えたい

という方はアルコールランプ式がおすすめです。

 

電気式

ガスやアルコールといった消耗品が不要な「電気式」。
火を使わないので安全性が高く、小さいお子さんや動物を飼っている方におすすめです。

数少ないですが、保温やタイマー機能がついた電気式サイフォンも販売されているので、在宅ワークなどで時間をかけてコーヒーを飲むという方にも電気式は最適と言えるでしょう。

しかし、電気式は他の熱源のように細かい温度調整ができません。そのため、サイフォンコーヒーで自分好みの味を追求したいという方には不向きといえます。

電気式は器具とのセット販売がほとんどで、値段は8,000円~20,000円です。容量や器具のつくり、付属品などによって値段が異なるのでしっかりとチェックしましょう。

 

ガストーチ式

サイフォン式コーヒーの熱源の中で火力が一番強いのが「ガストーチ式」です。

火力の高さや着火のしやすさから、アウトドアでコーヒーを淹れる方に重宝されていました。

しかし、最近徐々に種類が増えていき、家庭用のカセットコンロやガスボンベが使えるタイプもあったりと、自宅でも手軽に使えるようになってきています。

火力もダイヤルを回すだけで簡単に調整できるので、サイフォンコーヒーで自分好みの味を追求したいという方におすすめです。

ネットではサイフォン器具とセットになっているものが少なく、ガストーチは別で購入するケースが多いです。

値段は5,000円~15,000円するため、ある程度サイフォンコーヒーに慣れて味を追求したいという状態になってから購入しても良いでしょう。

 

ハロゲン式

ハロゲンランプから出される光の熱でフラスコを加熱するのが「ハロゲン式」です。「ビームヒーター」とも呼びます。

光の熱によってフラスコ内が照らされるため、コーヒーの抽出作業を華やかに彩るだけでなく、デザイン性も高いためおしゃれな雰囲気を楽しみたい方におすすめです。

機能面にも優れていて保温や火力調整も可能なため、サイフォンコーヒー好きの方からもハロゲン式は評判です。

しかし、熱源の中では値段が非常に高く、ネットでは12,000円~30,000円以上で販売されています。

サイフォン器具とセットで販売されることも少ないため、予算が許す場合やサイフォンコーヒーに慣れてきてから選択肢に入れると良いでしょう。

 

 

フィルター

サイフォン式コーヒーで使用するフィルターは「紙」「ステンレス」「ネル(布)」の3種類にわけられます。

フィルターの素材によって、味や値段が変わってきます。下記の表をみてみましょう。

  特徴 値段
すっきりとした味 ・紙がコーヒーの油分を吸収
・初心者でも使いやすい
・使い捨てで洗う手間がない
500円前後(枚数問わず)
ステンレス 強いコクと香り ・コーヒー本来の味と香りが楽しめる
・洗って使えるので長期使用、ランニングコストが安い
1,000円~2,000円前後
ネル(布) ほんのり甘さを感じる味 ・コーヒーに素材のにおいが移らない
・コーヒーオイルを通し、豆の甘さを感じられる
1,000円前後(枚数により値段変動)

サイフォンコーヒー初心者は、ランニングコストがかかっても、使いやすさを重視して「紙のフィルター」が良いでしょう。

また、器具を長く愛用したい場合は「ステンレス」独特な甘みや味を追求するなら「ネル(布)」のフィルターがおすすめです。

 

ちなみにデメリットは下記の通りです。

  • :ランニングコストがかかる
  • ステンレス:初期の購入価格が高い
  • ネル(布):コーヒー粉が詰まり洗うのが大変

サイフォンコーヒーを淹れる際に何を重視するのか、値段は予算の範囲内か、試しに器具を購入するのか、長期利用なのかなどを考えて選択すると良いでしょう。

 

メーカー

ここまで「熱源」や「フィルター」で見るべきポイントや特徴、値段について解説してきました。しかし、それを読んでも「種類が多くてどれを選べば良いのかわからない」という方もいると思います。

そんなときは、予算を見つつメーカーでセット販売されているものを選ぶと良いでしょう。サイフォンコーヒー器具で評判のメーカーを紹介していきます。

HARIO(ハリオ)

サイフォン式に関わらず、コーヒー器具全般が世界中のバリスタから愛されている信頼度の高いメーカーが「HARIO(ハリオ)」です。

サイフォン器具の種類はもちろん、フィルターや熱源といったパーツの種類も多く、不足したパーツの交換もしやすいです。

そのため、サイフォン初心者やどれにするか迷っている方は、サポートも手厚いハリオのサイフォン器具セットを購入しておけば間違いはありません。

器具のデザインがおしゃれなだけでなく、使いやすいという特徴があります。

値段は購入場所によりますが、5,000円~8,000円程度と手が出しやすいメーカーです。
※参考元:「HARIO(ハリオ)公式サイト」より

 

BONMAC(ボンマック)

「ボンマック」はラッキーコーヒーマシン株式会社の自社ブランドで、1982年に”高品質でリーズナブルな機器開発”を掲げ立ち上がりました。

当初は業務用のコーヒーマシンが有名ですが、現在では家庭用のコーヒーマシンやコーヒーミル、サイフォン器具も販売されています。

サイフォン器具の値段は10,000円以上と若干相場よりも高いめです。

しかし、高品質でデザインもおしゃれなため、「趣味感覚でサイフォンを始めたい」「長く愛用するためにおしゃれなサイフォン器具が良い」という方におすすめです。
※参考元:「ラッキーコーヒーマシン株式会社 BONMAC」より

 

KONO(コーノ)

「KONO」は珈琲サイフォン株式会社が立ち上げた自社ブランド。

珈琲サイフォン株式会社は、1925年創業で世界に先駆けて「コーヒーサイフォン」や「円錐フィルター」を開発した会社でもあり、サイフォン器具の生みの親といっても過言ではありません。

KONOのサイフォン器具は、ロートと濾過器など細部までこだわって作られているため、コーヒー豆の持ち味や香りをそのまま楽しむことができます。

値段は15,000円以上と高めですが、「サイフォンコーヒーで味にトコトンこだわりたい」「値段ではなく器具の質を重視」という方にはぜひおすすめしたいメーカーです。
参考元:「珈琲サイフォン株式会社」より

 

 

【値段別】おすすめのサイフォン式コーヒーメーカー7選

5000円以下、5,000円前後、10,000円以上にわけて、おすすめのサイフォン式コーヒーメーカーを7つ紹介します。

5,000円以下

5,000円以下でおすすめのサイフォン式コーヒーメーカーを1つ紹介します。

ハンドサイフォンコーヒーメーカー

BS ハンドサイフォンコーヒーメーカー

出典:amazon

まだ広く知られていないブランドですが、5,000円以下であるのにも関わらずサイフォンコーヒーに必要な器具が一式揃っているセットタイプです。(加熱用のアルコールのみ別途購入が必要です)

シンプルで使いやすいため「サイフォン器具を試しに使ってみたい」という方におすすめです。

サイズ 幅13.5cm×奥行15cm×高さ39cm
容量
熱源 アルコールランプ
付属のフィルター ネル(布)

 

 

5,000円以上

5,000円~10,000円でおすすめのサイフォン式コーヒーメーカーを3つ紹介します。

HARIO(ハリオ )コーヒーサイフォン テクニカ 2杯用【TCA-2】

HARIO (ハリオ) コーヒーサイフォン テクニカ 2杯用 TCA-2

出典:amazon

プロも愛用しているHARIOのコーヒーサイフォン「テクニカ」。設計もシンプルで初心者からも評判を集めています。

特徴は抽出時間さえ守れば、初心者でも上級者に近い味を安定して淹れられる仕様になっていることです。

テクニカシリーズはガラス部分とフタが食器洗機OKなので、お手入れも簡単です。

付属品にネルフィルターがついていますが、ペーパーフィルターやステンレスのフィルターも使用可能です。

サイフォン初心者から上級者まで、どんな方でも扱いやすいため、「どのサイフォン器具にするか迷っている」という方におすすめです。

サイズ 幅16.0cm×奥行9.5cm×高さ34.0cm
容量 240ml(2杯用)
熱源 アルコールランプ
付属のフィルター ネル(布)
created by Rinker
HARIO(ハリオ)
¥8,880 (2024/10/05 19:06:32時点 Amazon調べ-詳細)

 

 

HARIO(ハリオ )コーヒーサイフォン ネクスト 5人用【NXA-5】

HARIO (ハリオ) コーヒー サイフォン ネクスト 5人用 NXA-5.jpg

出典:amazon

最大で5人分までコーヒーを抽出できるHARIOのコーヒーサイフォン「ネクスト」。数人とのお茶会や、家族全員がコーヒーを飲むという場合でも安心です。

特徴はラバー仕様のハンドルと、ステンレス素材のフィルターです。

ハンドルはしっかりとグリップできるので注ぎやすく、フィルターはステンレスのため、サイフォン式ならではのコーヒーの味と香りが楽しめます。

付属品にステンレス素材のフィルターと、ネル(布)素材のフィルターがついているので、飲み比べてどちらが好みの味かを検証することも可能です。

「サイフォンで味を追求したい」「数種類のフィルターで味の違いを楽しみたい」という方におすすめです。

サイズ 幅11.5cm×奥行18.0cm×高さ39.0cm
容量 600ml(5杯用)
熱源 アルコールランプ
付属のフィルター ステンレス・ネル(布)

 

 

丸隆 ondo 電気式サイフォンコーヒーメーカー【ON-08】

丸隆 ondo サイフォンコーヒーメーカー 電気式 ON-08

出典:amazon

昭和44年設立され、健康器具や医療器具、一般家電事業を展開丸隆(まるたか)の電気式サイフォンコーヒー「ON-08」。

特徴はコーヒー粉と水をセットして、抽出時間を選択すればほぼ全自動に近い形でサイフォンコーヒーが抽出できること。

抽出時間は「1分」「2分」「3分」から選択できるため、最初は自分好みの味を飲み比べできる上に、いつも安定した味を抽出できます。

また、30分までの保温機能がついているため、在宅ワークなどでゆっくりコーヒーを飲む方にも重宝するでしょう。

電気式は加熱用のアルコールを買う必要もないので、ランニングコストも電気代だけと安くすむのもポイントです。

「在宅ワークで時間をかけてコーヒーを飲む」「安全性が高い電気式のサイフォン器具が良い」という方におすすめです。

サイズ 幅15.0cm×奥行14.0cm×高さ26.0cm
容量 240ml(2杯用)
熱源 電気式
付属のフィルター

 

 

10,000円以上

10,000円以上でおすすめのサイフォン式コーヒーメーカーを3つ紹介します。

KONO(コーノ) PR型2人用サイフォンセット

創業者の河野彬が1925年に発明・販売されたたコーヒーサイフォンセット。

レトロでおしゃれなデザインが魅力的です。見た目だけでなくコーヒーの旨味を最大限に引き出せるように、ロートと濾過器、フラスコの密着部分など細かいところも丁寧に設計されています。

持ち手の部分は天然木で作られ、ハンドルが自然と手に馴染むため、手が小さい女性でも持ちやすい点もポイントです。

「おしゃれなサイフォン器具がほしい」「レトロな雰囲気の中、美味しいサイフォンコーヒーを追求したい」という方におすすめです。

サイズ
容量 260ml(2杯用)
熱源 アルコールランプ
付属のフィルター ネル(布)

 

 

 

BONMAC(ボンマック) ゴールドサイフォン【TCA-2GD-BM】

 ボンマック ゴールドサイフォン TCA-2GD-BM

出典:amazon

スタンドがウッド素材とゴールド色で、高級感あるデザインのボンマックの ゴールドサイフォン「TCA-2GD-BM」。

付属のアルコールランプの部分も金メッキで仕上げられているため、淹れる時に喫茶店のようなおしゃれな雰囲気も楽しめます。

アルコールランプ台が付属されていますが、ハロゲン(ビームヒーター)も対応のため、別途購入することでよりサイフォンコーヒーの味を追求できます。

「インテリアとしてもおしゃれなサイフォン器具が良い」「汎用性が高いサイフォンを探している」という方におすすめです。

サイズ 幅16.0cm×奥行9.5cm×高さ32.0cm
容量 360ml(3杯用)
熱源 アルコールランプ※別途購入でビームヒーターも◎
付属のフィルター ネル(布)

 

TWINBIRD(ツインバード) 電気式サイフォンコーヒーメーカー【CM-D854BR】

ツインバード サイフォン式コーヒーメーカー CM-D854BR 日本製 日本で唯一の電気式

出典:amazon

新潟県燕市に本社を置く、株式会社ツインバードの電気式サイフォンコーヒーメーカー「CM-D854BR」。ガラス部分はHARIOで作られている安心のMade in Japanです。

サーバー本体を設置すると自動で電源が入るシンプル設計なので、初心者でも問題なく使用することができます。

電源コードはマグネットタイプなので、うっかり足を引っかけても倒す心配もないので、小さい子供がいても安心です。本体や取っ手は取り外しができるので、お手入れも簡単です。

「安全で使いやすい電気式のサイフォン器具を探している」という方におすすめです。

サイズ 幅18.0cm×奥行25.5cm×高さ32.5cm
容量 480ml(4杯用)
熱源 電気式
付属のフィルター ネル(布)
created by Rinker
ツインバード(TWINBIRD)
¥12,524 (2024/10/05 19:06:35時点 Amazon調べ-詳細)

 

 

サイフォン式コーヒーメーカーは値段と機能で選ぼう


今回は値段別におすすめのサイフォンコーヒーを紹介しましたが、気に入ったセットは見つかりましたか?

サイフォン式コーヒーメーカーを買うときに値段は気になるところですが、相場は5,000円のため最低でも相場の予算は想定に入れておきましょう。

5,000円以下のサイフォンコーヒーセットも販売されていますが、長く愛用したい場合は5,000円以上で名のあるメーカーのサイフォンセットを購入した方が良いでしょう。

また、味を追求していきたいと考えている方は値段で決めず、選び方のポイントを振り返って機能面も見たうえで検討・購入しましょう。

サイフォン式は高温でコーヒーを淹れるため、他の器具では味わえない高い香りとまろやかな口当たりを楽しむことができます。

ぜひサイフォン式のコーヒーメーカーを購入して、自宅でも喫茶店のようなサイフォンコーヒーを楽しんでみてくはいかがでしょうか?

関連記事

  1. コンパクトなコーヒーミル6つ厳選!アウトドア・職場でも挽きたてを楽しもう

  2. 《初心者向け》おうちコーヒーを楽しむためのコーヒーミルセット5選!選び方も解説

  3. ドリップコーヒーに必要な道具

    ドリップコーヒーを入れるのに必要な道具一覧|初心者必見の美味しく入れるコツも

  4. 一人暮らし用で人気の電動コーヒーミル8選!小型からコードレスも

  5. スパイスが挽けるおすすめの電動コーヒーミル3選!スパイスミルとの違いも!

  6. 壁掛けコーヒーミルはどこで買える?購入場所と魅力について解説

  7. 【初心者必見】ハンドドリップコーヒーに必要な道具と入れ方!

  8. 国産でおすすめのコーヒーミル8選!国産ブランドのメーカーも紹介

  9. 【いまさら聞けない】エスプレッソとは?作り方や美味しいと評判のお店も紹介

PAGE TOP